散り椿 (角川文庫) | |
葉室 麟 | |
KADOKAWA/角川書店 |
葉室 麟さん、去年の12月に66歳で亡くなっていたんですね。
検索して知りました。
映画「散り椿」を観たくて、まず原作を読みました。
葉室さんの文章は心地よく引き込まれます。
時代劇で難しい言葉がたくさん出てくるけど、なぜか読めちゃいます。
映画も観ました。
原作と流れが違う部分がいくつかあって、
あ、ここちがう、ここはこう変えちゃったんだー
なんて、心の中で一人突っ込みながら、観てました。
やっぱり原作読んでから、映画観たほうが、数段面白いと思います。
そういえば、映画の最後に
「葉室 麟さんに捧げる」的なことが書いてあった。
そのときは、亡くなってたって知らなかったから、
生きてる人には使わないよなあ、変だな、って思ってた。
もう新しい本は出ないってことかあ。
とても残念です。