今回の「晴」章では、「太陽の歌」「晴れの歌」「清い歌」と題しまして、やはり邦楽3歌、洋楽4歌の構成とします。
まずは元気いっぱいなジュディマリの「くじら12号」からとし、このデビュー当初のYUKIほど思いっきりハジケた歌手は邦楽では他に居ないかと思います。 因みに私の名前はYukioで、YUKIより10才年下です。
私の世代で「太陽の歌」と言えぱイエモンの「太陽が燃えている」が一番ポピュラーで、彼等は Bold (赤裸々)にセックスを謳うコトを売りにしていました。 その中でも特にこれは「清い歌」で、真っ直ぐに愛を謳っております。
私も40代のオジサン世代に入り、父がその頃よく聞いていた吉田拓郎の「落陽」が心に沁みる歳になりました。 因みに私は「女や酒よりサイコロ好きな」性格ですが、「この国ときたら賭けるモノなんてないさ」とまでは思いません。
次に拓郎と同い歳のアーティストとして、デイビッド-ボウイのデビュー作から「Silly Boy Blue」を挙げます。 ここでは「チベットの子供たちは太陽からの贈り物」と謳われており、「晴」章にはピッタリの歌だと言えます。
ビートルズの「Here Comes Sun」も入れたく、私はジョージ-ハリスンの熱烈なファンです。 彼もボウイと同じく早逝の天才でしたが、インドで永く暮らしてイギリス植民地支配の傷を癒すコトに貢献されました。
ピンクフロイドの「Fat Old Sun」も以前に「T Free」で挙げましたが、この曲が入っている「原子心母」のジャケットは酪農家には見逃せないシロモノです。
これはプログレッシブ-ロックの金字塔ともされるアルバムなので、ぜひともチェックして頂きたく思います。
締めはシェリル-クロウの「Rise Up」とします。 この曲は彼女の代表作「ディトアーズ(抜け道)」のボーナストラックで、このアルバムはアマゾンで安売りしていたので載せます。
ディトアーズ https://amzn.asia/d/gjvbyH3
9.11後にアメリカのアーティスト達は様々な意味で岐路に立たされましたが、女性ロッカーを代表するシェリルは特に熱い作品を残しました。