ラクシュミーの漢字は「楽須弥」にしようと思い、これは宇宙一高い山とされる須弥山(しゅみせん)から取りました。
台湾には富士山よりも高い新高山があるので、彼女のルーツはその山の民とします。
さて、ここで「富の女神」を登場させる理由を挙げますと、それは革命にはどうしても資金的なバックアップが必要だからです。
孫文が清朝を倒せたのは日本財閥のバックアップがあったお陰で、レーニンやチェ-ゲバラの場合も然りでした。
徳流河(ドゥルーガ)はマカオでバカ勝ちして20億円を手にしましたが、「党」を打ち倒すにはその500倍の1兆円ぐらいは必要かと思います。
何にそんなにお金が係るかはさて置き、それくらい桁外れな支援があってこそ、多くの人が革命に参加したく成るでしょう。
ラクシュミーの人物描写については次回にさせて貰い、今回は「桟」章の登場人物を整理しておきます。
これまで「ルーガのパーティー」と一括りにして来ましたが、その中で特に重要な役割を果たす人には名前を付けます。
まずはルーガの恋人の胡(フー)からで、
彼は上海財閥の出なので台湾財閥とも繋がりがあり、色々と活躍して貰うので下の名前も付けます。
彼の姓は胡錦濤(フーチンタオ)から取ったので、名前もそれに因んで恩濤(ウォンタオ)が良いでしょう。
次に香港でパーティーに加わった「民主の女神」ですが、彼女の名前は少し勘違いして前にアグネス-趙としたので、そのまま通すコトにします。
最後に映画「少年たちの時代革命」からフィーチャーした「少年」ですが、彼の名はブルース-チェンにするかジャッキー-リーにするかで迷いましたが、コメディ-キャラではないのでブルースにします。
少年でブルースは些か変な気がするかも知れませんが、英語圏でブルースはカッコ良い名前としてフツーによく付けられています。
さて、これで登場人物の名前が一通り決まったので、次回からはドップリと物語に浸れます。