中国経済が発展したのは「台湾エリート」のお陰とされています。
これについては日経新聞が迫真に迫っており、有料記事ですが新春キャンペーンの2ヶ月無料で読めます。 登録には朝日新聞の倍ほど手間が係りますが、「日本リテラシー」を修める上で日経は欠かせないと思うので、ぜひとも登録して読んでみて下さい。
ここでは中台の経済界はガッチリ肩を組んでいて、それは政治的な対立をも乗り越えるとしています。
しかし、中国は再び経済界を国が支配する「共産路線」に舵を切っているので、この先の中台間の経済連携がどうなるかは不透明です。
ここで私の「台湾エリート」との交流に話を移させて貰いますと、彼等はお金を余るほど持っているので「食」には大いに拘り、たった三種類のミネラル(化学肥料)で育てられた作物はまず口にしません。
そうした作物は不健康でまず病気になり、農薬の助け無しでは育ちません。 それを食べる人も薬に頼るハメになり、これでは人を良くする「食」とは言えません。
私が台湾のWWOOF(世界有機農業ボランティアネットワーク)で滞在した、ヨガ-リトリート農園や華蓮の有機農法普及所では、「本物の食」を求める台湾エリート層が、高額の料金を払って講習会に参加していました。
彼等の「食の探求心」は立派でしたが、教える側の「健康リテラシー」は今一つで、微生物のミネラリゼーション(土壌から作物にミネラルを届ける働き)に着目しているのは良いのですが、その具体的な方策(有機酸の強さがカギを握る)はまだまだでした。
これについては既に何回か述べて来たので(直近では「111. Farmer」)、今回は短く纏めますが、人体の必須ミネラルは海水に含まれる80余種のミネラルに相当し、それらが欠乏すると酵素がうまく働かなくなって、DNAの発現と再生を劣化させるコトとなり、ガン化や老化に繋がります。
なので「食」で一番大切なのはミネラルの多様性であり、土壌のミネラルを溶解して作物に与える微生物の力(有機酸)がカギと成ります。
もちろん土壌をミネラル豊富にするコトも大事で、化学肥料と農薬による現代農法では土壌と微生物の両方が損われるので、「持続可能な農業」とは言えません。
土壌のミネラルを最大限豊かにする方策については「超ミネラルがあなたの健康を守る」で述べられており、これはアマゾンで無料ダウンロード出来るので(1ヶ月間)、台湾でも多くの人に勧めました。
その中で一番積極的にダウンロードしてくれたのは、日本リテラシーを貪欲に探求している山岳民族の青年で、台湾の少数民族は世界的にエリートと言っていい程、そのアイデンティティーを強く保持しております。