今日は「ゲーム中毒」について書こうと思い、私の世代はTVゲームがメジャー-カルチャーになった頃に青春時代を迎えたので、そのインパクトを一番強く受けたかと思います。
私もゲームにはドップリ漬かりましたので、その経歴をサクッと語らせて貰います。
まずは「走ゲー」からで、「マリオカート(初代)」は150ccドンキでミニターボを操り、駄菓子屋(20分50円でスーファミが遊べた)でトップを誇りました。
「格ゲー」では「カプエス2(capcom vs SNK)」が一番熱かったと思い、私はCグルーヴで特攻の京、ぐるぐる回って待つザンギ、やはり距離を取ってゲージを貯めてから攻めるギースを愛用しました。
「落ちゲー」では色弱のため「ぷよぷよ」は苦手でしたが、「テトリス」は得意で「ボンブリス」の対戦は盛り上がりました。
このジャンルでは「ミスタードリラー」という「掘りゲー」も面白く、ゲーセンで地味に記録を更新してました。
ロープレは小学生の時に「ロマサガ2」が流行り、わざわざ秋葉原まで「ロマサガ3」の試作版をプレーしに自転車で通ったりもしました。
これは「いそゲー」の名作で、最近でもスマホでタイムアタックの探求を続け(倍速でプレーできる)、主人公サラで3時間内クリアーを達成しました。
こうした探求心をくすぐるロープレとして、極め付けなのは「ファイアーエムブレム聖戦の系譜」でしょう。
これは非常に多くの改造版が作られており、その中でも「seisen no keifu 7z」は郡を抜いて秀逸です。
これは果たしてクリアーした人が日本に居るのかどうか疑問な程の難易度で、「むりゲー」の極みと言えます。
それはリアリティーの追求から、「死んだらリセット」という安易な抜け道を許さず、それをすると親から子の世代にバトンタッチ出来ません。
リセットなしクリアーはオリジナル版では楽勝すぎ、そんなのは「7z」をやった後ではタダの「クソゲー」に思える程です。
これにはもう100回くらいは挑戦し、子供の世代には1度だけたどり着けましたが、今度は何100回リセットしてもクリアー出来ずにあきらめました。
鬼の様に強い12魔戦将軍を倒すには12神器を全て子供達に引き継がす必要があり、特に悪の皇帝アルヴィスのファラフレイムがカギを握ります。
ここまで解ったのでもうこのゲームはクリアーしたコトにし、とりあえず「ゲーム中毒」からは卒業しました。
しかしこれは青春時代に一番ハマった思い出の作品なので、いつかまた老後のボケ防止にでも挑戦してみようかと思っております。
最後に、こうした「ゲーム中毒」を描いたマンガとしては、吉田戦車の「ハマり道」がとても面白いです。
マニアックな世界なのですが、日本発の世界共通カルチャーなので、教養として嗜む分には善かコトかと思います。