前回、カンナビノイドが全細胞の出すエクソソームに作用するという所まで語りましたので、その先に進ませて貰います。
こうした「成長調整物質」とも呼ばれるメッセージ物質は、「マイクロRNA」が遺伝子に作用して、発現を活発化させるコトにより癒され(若返り)ます。
それはつまり、マイクロRNAが遺伝子のカギである酵素と同じ働きをするためで、これを用いた「エクソソーム療法」は遺伝子医学界では「革命的」と賞賛されています。
ここではカンナビノイドの他にも多くの「メッセンジャー・ファイト・ケミカル」が存在するコトが示唆され、植物のホルモン(ファイトケミカル)が人間に作用する仕組みの奥深さが伺えます。
ここで話を少し物語に絡めさせて貰いますと、秀祥(転生女神)はこの全身を駆け巡る100兆ものエクソソームを「気」として捉え、それを操るファイトケミカル(植物ホルモン)と「心」を通じさせられました。
それはこれまで、神経免疫学的観点とマイクロバイオーム(人体共生微生物学)的観点から「心」を論じて来ましたが、ここでは3番目の「心」としてより複雑で曖昧模糊とした精神的観点から語ってみます。
まずは前回からの続きで「病気」の話をしますと、その原因を「人はなぜ病気になるのか」(千葉久之)という外気功の本では、悪いエクソソーム(気)に体が支配されるからだとしています。
ここでは悪い細胞が悪いメッセージ物質を発し過ぎるから体が悪くなるのだとされ、それは差詰(さしずめ)今のロシアや「北」やチャイナのようなガン細胞国が国際秩序を乱している様なモノです。
しかしそうした悪い細胞にも愛を持って臨めば、平和裏に戦を治める道は在るとされ、人類はガン細胞を正常化させて「真の動物福祉」に近付けるとしています。
ここで具体的に、カンナビノイド(CBD)がエクソソームに作用するコトで「精神=心」に及ぼす効果について、主観的な詩を用いて考察してみます。
・忘れてた 昂(たか)まる思い 蘇る 涙は流れ 気分爽快
これが所謂「ハイなキマリ」で、眠ってた原始脳(脳幹)が蘇る気がします。
・楽しめる 心が心を 愉します 幸せならば 罪はないハズ
ハッパが精神に及ぼす効果として、楽天的で愉しくなるコトはとても重要な健康効果と言えます。
しかし日本では摂取を規制されているハーブであるコトも無視できず、これは精神に悪いストレスを与えます。
・ナチュラルな ハイは明るく 牧歌的 都会を離れ 田舎を愛する
この精神的傾向は万国共通で、ヒッピーたちは都会のラットレースから降りて自然賛美の生活スタイルを取る傾向があります。
・譲れない ハイのライト(権利)は 芸術の 鍋に欠かせぬ 貴重なレシピ
ハッパは粉末にすれば闇鍋でなんにでも混ぜられ、「食」の創造性を高めて人を良くする力があります。
それは芸術の分野で特に効果を発揮し、この安価なハーブのファイトケミカルによって人類は多くの芸術的恩恵を受けて来ました。
・食欲と 性欲満たされ 安心す ローなキマリも 眠りには善し
ハッパには人間の三大欲求を満たす力があり、それ以上に余計なモノを欲しがらなくさせる傾向があります。
ローなキマリというのは、ハイの後に反動的に来るモノで、これは本を読んだり、音楽を聴いたり、寝たりするのに最適なキマリです。
・神経と 免疫タッグを 組んでいる エクソソームは 使者の役割
この「使者」は全ての細胞が発していますが、腸内で共生微生物たちと一緒に育てられるT細胞は特に活発です。
彼は身体を良くするエクソソームを沢山発して、私達を病気やガンから護ってくれています。
・腸内の 細菌静まる 心持ち 腹が坐れば 恐れはなくなる
これは呼吸法によるキマリと言え、息が長くなるとそのぶん副交感神経が活発になります。
秀祥は禅的な呼吸法を行善から教わり、それは腹を坐らせてブレサリアン(不食者)への道を開きます。
これは脳にシーター波を発生させる呼吸法でもあり、ローなキマリでは自然とこの呼吸に近付きます。
呼く息はどんどん海に潜って行くように深くなり、シーター波は愉しい夢見心地にわたしたちを誘(いざな)ってくれます。
