これもパールの遊牧キャラバンのテーマ曲にしたい歌で、やはり激しい「ローリング-サンダー」バージョンが合いそうです。
このページでは"Watch Tower"の訳として「ものみの塔」が挙げられており、これは聖書に因んだ歌みたいです。
因みに「ものみの塔」は「エホバの証人」が配っている冊子のタイトルで、その塔からは全てが見渡せると言います。
「全てを見渡せる塔」と言えば、現代では"ChatGPT"が一番それに近いのかも知れませんが、歌では「プリンセス」が全てを見通すと謳われているので、その役をパールワティーに担って貰います。
ーー 利他妹(リタメイ)がモンゴルの遊牧キャラバンに来てから今日で一週間になるので、そろそろ彼女の要望に答えようと思います。
それはロシア人である私に中立の立場から、中国とチベットの間で繰り広げられている「言論戦」のジャッジをして欲しいという要望でした。
この「侵略した側とされた側」の言い分は真っ向から食い違っており、それはいつの時代もそうなるのが常ですが、当事者どうしの話し合いで解決する見込みは無さそうです。
そこで和平調停を行う第三者が必要となり、果たして私にその大役が務まるのかは分かりませんが、「ものみの塔から全てを見渡す」コトを仕事に選んだ作家として、リクエストにお答えしたいと思います。
私の答えは、「言論戦」ではどちらがより「全てを見渡しているか」で優劣が付くと思い、言論統制を行っている「党」の視野が非常に狭いコトは誰もが認めます。
それは反対意見を認めず、歴史を修正するコトすら厭いません。
ねじ曲げられた真実によって子供たちは洗脳され、インターネットすら「ものみの塔」の機能が失われています。
こうした権力乱用をする「党」に対して、「言論の戦い」を挑むコトは無謀な気がしますが、それが一番有効な戦略のような気もします。 ーー