このタイトルはピンク-フロイドの歌詞から取りました。
この歌は「gravy train(あぶく銭列車)」という名のゲームに乗って来たボーイズを歓迎する内容で、特に印象的な歌詞は「oh by the way, which one's pink?(ああところで、この中でイッちゃってるのはどいつだ?) 」というモノです。
「Cigar」については特に言及していませんが、「お前は高く飛ぶだろう」という歌詞から特別なモノと想像できます。
近未来の物語「Sun」では、朴樹(フーシュー)が「New Boy」という歌で「未来銘柄のタバコ」と詠ったモノをしばしばフィーチャーしているので、「大草原での国際会議」でもこうしたシガーをボーイズに勧めるとします。
その役割はモンゴル遊牧民達に任せるのが適当かと思い、彼等はパールの夫となったテムジンの親戚一同や友達で、「あぶく銭列車」に乗ったテムジンにあやかって「パールのキャラバン」にやって来たとします。
伝統的なモンゴル遊牧民の暮らしを復活させるタメに、「富の女神ラクシュミー」率いる「光復党」はかなりの額の支援金をパールに託しており、それによってチンギス・ハンの時代の様な数百人規模のキャラバンが甦ります。
そこに引き寄せられた遊牧民達はみんな、テムジン同様「美の女神パールワティー」に忠誠を誓って、彼女を護るタメには命を捨てる覚悟を持ちます。
そんな遊牧民達は国際義勇兵達にも同じ覚悟を求め、「一緒に高く飛ぼう」とシガーを勧めます。
これに一番乗って来たのはインド人のボーイで、彼は完全にヒンドゥー教の「女神信仰」にイカれちゃってるとします。
そのタメ「勝利の女神ドゥルーガ」率いる「中国女性革命」に命を懸ける覚悟は出来ており、彼はシガーを遊牧民に負けないくらい深く吸い込みます。
このボーイには名前を授けるコトにし、18年前に一緒にヒマラヤ-トレッキングや日本山巡りの旅をしたスニル君(当時10才)から取って、この名前の人とは今年パシュパティナートの奥之院でも仲良くなりました。
因みにこっちのスニルはナイス・ガイな奥之院の司祭で、とても歌と太鼓が上手でブッディ(ハーブ)もよく巻いてくれました。
国際義勇兵のスニルもそんなナイス・ガイで28歳とし、インド人ならではの明るさで国際義勇軍のムードメーカーとなって貰います。