真の動物福祉牧場を目指して

聖なる歌 三

 引き続き今回も7つの「聖なる歌」を挙げます。 これまでタイトルに「愛」が入っている歌を多く挙げて来ましたが、「Love」そのものを題名とした歌はジョン・レノンにしかそれに相応しいモノは作れなかったかと思います。 このピアノ・ソロ曲はちょっと練習すれば弾ける様になり、テレビの「街角ピアノ」でもしばしば聴かれます。 私もいつか挑戦したいモノです。

 次に愛のモツレから恋人を撃ってしまい、外国に逃げるコトとなった男を歌ったジミ・ヘンの「Hey Joe」を挙げます。 なぜこれが「聖なる歌」とされるかは、60年代のアメリカ黒人が置かれていた境遇を知らなけれは理解できないでしょう。 それはマーチン・ルーサー・キングの映画「グローリー」やベトナム戦争映画「プラトーン」などで描かれている様に、とても虐げられたモノでした。 しかし「Joe」はそんな影を一切見せず、男と女の問題のみでアッサリと国を捨て去ります。 そのフッ切れ感が、当時のヒッピー達には非常に心強く響きました。

 三曲目はボブ・ディランの「What can I do for you」とします。 こらは彼の信仰三部作の中核である「Saved」の中でも一番重い曲で、軽いノリの曲が大半のディランの中で、一味違った深いハーモニカ演奏を聴かせてくれます。

 神について歌った作品ではニール・ヤングの「When god made me」を「Synの物語」でフィーチャーしました。 それはトゥルクと慎語がカルカッタで飢餓に立ち向かうシーンで、国や人種を超えた「神の愛」を強調しています。

 一転して常にポップな軽快さを失わなかったキンクス「Animal Farm」を挙げます。 これは「動物福祉牧場」のテーマソングにしたいほど好きな曲で、これを収録しているアルバム「緑の村を護る会」は私を田舎暮らしに導いたとも言えます。

 自分の牧場を持つならばやはり山裾が良く、ジョン・デンバーの「Rocky Mountain Suite」がそこでの暮らしを美しく謳っています。 この歌は「~ High」ほど有名ではありませんが、私は高い所よりも「Suite (裾)」の方が好きです。 この歌が入っている「Earth Songs」は地球の善き未来の為の名盤なので、ぜひ聴いてみて下さい。

 最後にピート・シーガーの「Home on the Range (牧場の家)」で締めます。 この曲はギター弾き語りでは「至高の領域」に達しているかと思い、私も憧れて練習しました。 しかしシーガーの様にはとても歌えずに、ミュージシャンに成るのは諦めました。 歌の世界では選ばれし者のみがその「聖なる歌声」を世界に広め、それで善しと思える様になりす。

 

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