真の動物福祉牧場を目指して

ルネッサンスの必要性

 このテーマはもう何度か語って来ており、最近では今年の1月に「惑星「萌」の自由な信仰」と題して、超文明の星の進歩的な信仰形態を描きました。

 そこでの宗教はなんら「信仰の自由」を奪うモノではなく、全ての人が好きなように信仰心を持て、それでいて調和の取れている、ルネッサンスの理想社会としました。

 宗教は生き方を規定するモノなので、1つの宗教に固執するとどうしても「信仰の自由」を狭めてしまいます。
 そういう生き方が合ってる人も居るかも知れませんが、ユダヤ教やイスラム教や共産主義の様な排他的で独善的な宗教に支配されると、戦争や暴力革命すら厭わなくなるので危険です。

 ルネッサンスの理想は全ての信仰形態(宗教)が尊重されるコトで、全ての人が自由に信仰心を育てられる社会を目指します。
 これが達成されれば人類はもう、国家という信仰形態にすら縛られなくなり、地上から戦争の種が無くなった惑星「萌」の様になるコトでしょう。

 国どうしが争っていた時代は過去のモノとなり、ユーロ圏の様に国境は県境くらい自由に行き来できる様になれば、産まれた国によって貧富の格差が決まるような不平等も無くなります。

 それにはもちろん技術的な進歩も必要とされ、惑星「萌」では専ら技術力によって文明が進化したとしました。
 これは数百光年も離れた惑星の話なので、あまり具体的に進化の過程を描くコトは出来ませんでしたが、核戦争後の世界を描いた「風の谷のナウシカ」の様に、とある女神の活躍によって滅亡の危機を脱したとしました。

 地球文明もまだ滅亡の危機を脱してはいないので、「女神の星」へと進化する過程を描くのが「Sun」の物語のテーマで、これは今作で四作目となる「女神転生シリーズ」の共通テーマでもあります。

 だいぶ前置きが長くなりましたが、次回からまた「中国女性革命」の舞台に戻って、「Pygmalion(人形使い)Ⅱ」の続きを描きます。

 

 

 
 

 
 

 

 

  
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