夕方ちょっと寝ようとしたら、布団の中で足下に猫がいたんです。
ちぃちゃんだな、と思って足をよけて寝ようとしたんですが寝付けず、
コーヒーでも飲もうとキッチンへ行ったらリビングでちぃちゃんが
爆睡していました。
あれ?あゆゆんかくぅちゃん?と思って見に戻ったら誰もいませんでした。
そもそも女子達がそんな風に寝た事はないんです。
れんれん?いえいえ、蓮だったら腕枕をして寝る筈。
足下で寝るなんてあり得ません。
通りすがりの猫さんか…と思いました。
あのね、変な話なんですが、18年連れ添って亡くした愛猫がれんれんに
生まれ変わって家に来るまで、何故か猫の霊だけは感じていたんです。
霊感なんて全然ないのに。
いくつかエピソードがあるんですが、一番鮮やかに記憶に残っているものがあります。
冬でした。寝ていてふと目が覚めると、枕の右上にキジトラの仔猫が
寒そうにうずくまっていました。
「おいで」と布団をあげると、ふっと脇腹にぬくもりを感じたとたん、
足下から猫が歩いてくる気配を感じました。
そうしたら仔猫の気配が消えたんです。ああ、亡くした愛猫かと思ったんですが、
相方も同時に体験していました。
翌朝話したら、仔猫は解らなかったそうですが、足下から猫が歩いて来たのを
感じたそうです。
で、その猫が頭の脇に来て、ザッザッと砂をかける仕草をしたんだとか(笑)
ああ、間違いなく愛猫だと思いました。あの子もれんれんと同じく私にしか
懐いていなかったので、相方が邪魔だったんだと思います。
因みに相方は霊感が強く、仕事で地方のホテルに泊まるとよく手だの足だの
引っ張られるそうです。
なので、終電になっても帰宅する事が多いんですよね。
猫達の画像を載せられなくてすみません。
なんだか呆けてしまって、撮るのもスマホに入っているものを整理する事も出来ません。
漠然と蓮のところに行きたいなぁと思うけど、自死じゃ同じところになんて行けないよね。
必ず私の視界に入る場所にいた子なので、いない事がとても違和感。
四十九日を迎える頃には、少しは私の頭もまともに機能しているのかな。