ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

キュンキュンくる季節。

2015-10-14 23:35:00 | 日記
この季節、秋口(あきぐち)というのだろうか、どうにもキュンキュンきてしまう。

記憶を辿ってみるに、この時期は中学校とか高校の文化祭の準備の時期なんだな、と。

17時ぐらいから暗くなり始めて、
18時頃にはもう真っ暗。

吹奏楽部だったので、文化祭の発表に向けて練習したり、
それを終えてから教室に行くと、まだクラスでの準備をやっててそれに合流したり。

真っ暗な学校なんて、非日常的なシチュエーションの中で、
みんなでひとつのことに向かって協力したり、ぶつかったり。

中2の時は、みんなで映画を撮ったのだが、

雪のシーンを撮る為に、発泡スチロールを棒ヤスリで削って粉にして
上から撒いて降らせたはいいが、
魚屋さんから貰ってきた発泡スチロールだったので
やたらと生臭い雪が教室中に積もったり。

今みたいにビデオカメラがポピュラーではなく、
どこかの家のお父さんが趣味で持っていた8mmカメラで映画を撮影した。
(今思えば、よく子供に貸してくれたな…)

編集も、パソコンでチョイチョイ、なんてものではなく、
シーンが始まって何分何秒、とか計っては
8mmフィルムとにらめっこしながら
フィルムを切ったり貼ったりして繋げていったのだ。

そんな中で誰が好きだの嫌いだの、惚れたの腫れたの、
子供ながらにいろいろ真剣だったよな~
と、お母さんは懐かしく感じてしまうのだ。

てか、お母さんになる前からこの時期には
毎年飽きもせずにキュンキュンしている。

昼間は多少暑くても、日が落ちると空気がヒンヤリとして、
乾燥したような、湿っぽいような風に乗って
金木犀の香りがどこからともなく
ふんわりと匂ってきて。

この空気を感じると、スゥっと昔の気持ちにタイムスリップ出来てしまう。

大人から見たらどんなバカバカしいことだって
当時の自分たちは一所懸命で、
本気で悩んだり困ったり、嬉しかったり悲しかったり
いろんな体験をして、だから大人になれるんだな、と漠然と思う。

たくさんの事を教えてもらって学ぶことももちろん大切だけど、
自分で体験して、感じたことは
今でも頭で覚えている、というより
ふとした拍子に思い出して、
その時の色や匂いや、空気の質感に一気にブワッと包まれる感覚。

日常生きていく上では必要のないことかも知れないが、
一年に一度、こんな感覚に浸れるのも悪くない。

金木犀

Wikipediaよりひと枝、お借りしました。

なんだか忙しい。

2015-10-14 02:41:48 | 日記
基本的にあまり用事のない人なので、
毎日ルーチンワークをこなす日々なのだが、
今月はなんだか忙しい。

まずはやたらと次男の学校行事が重なっている。
1ヶ月のうちで3回も弁当を作らされるのは勘弁してほしい。

中学生の長男は、それこそ毎日弁当持ちだが、
毎日持って行くそれと、イベントの為に外で食べるためのそれとはちょっとワケが違う。

だからといって、凝った弁当など作れるハズもなく、
まぁ、ご飯を詰めるところがおにぎりになっただけのことなのだが…

もともと、弁当作りが得意ではない、というか
好きではないというか、あまり魅力を感じないというか…

よく、お弁当を作って毎日ブログにアップしている方を見かけるが、
ホントに感心してしまう。

朝からあれだけ凝った弁当を作った上に、
写真まで撮ってしまうというマメっぷり。

ただ、「私だってホントはやりたいのに、出来な~い」ということであれば
多少のストレスは感じるのかもしれないが、
私は別にやりたくもないので、出来なくてもなんともない。

やりたくもないのに、やらねばならないストレスなら多少はあるが、
おかげさまでうちの子供たちは毎回同じ弁当を持たせても
別にどってことないようなので
そのご厚意に甘えさせて頂いている。

生まれた時からこんな母しか知らないので、
母とはこんなモンだと思っているのだろう。

他にも今月は、いつもの仕事に加えてバイトがあったり、
結婚式に出席したり、
次男が校外学習に出掛けたり、
イベントが盛りだくさん…

平凡な毎日を愛するわたしとしては
もう、それたけで疲れちゃうのだ。
おうちで、ひねもすのらりくらりとしていたい怠け者なので、
いろいろやらなければならないことがあるのに、
考えただけで疲れて寝落ちしてしまって
結局なにもせずにこんな時間…