和貴の『 以 和 為 貴 』

論語:里仁第四 〔12〕 利に放りて行えば、怨多し


論語を現代語訳してみました。



里仁 第四

《原文》
子曰、放於利而行、多怨。

《翻訳》
子 曰
〔のたま〕わく、利〔り〕に放〔よ〕りて行〔おこ〕なえば、怨〔うら〕み多〔おお〕し。




《現代語訳》


孔先生が、次のように仰られました。 


自分たちの、利益のみを考え行えば、やがては互いに、怨み合うようになることが多い、と。












※ 孔先生とは、孔子のことで、名は孔丘〔こうきゅう〕といい、子は、先生という意味
※ 原文・翻訳の出典は、加地伸行大阪大学名誉教授の『論語 増補版 全訳註』より
※ 現代語訳は、同出典本と伊與田學先生の『論語 一日一言』を主として参考
※ イラストは『かわいいフリー素材集 いらすとや』さんより


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