険悪化する日韓 韓国にどう呼びかけるか ご意見募集
毎日新聞 2019年9月3日
元徴用工の問題をきっかけにはじまった日韓関係の悪化はとどまるところを知りません。日本は韓国向け輸出規制(貿易管理)を強化し、韓国は日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めました。
しかし、いかにお互いに不満があっても隣国は引っ越しできません。関係を続けていく以外の選択肢はありません。「関係を絶つ」と口で言うのは簡単ですが、現実には不可能です。江戸時代でさえ、本当の「鎖国」はできなかったのです。
アジアの安全保障はどうするのか
日本と韓国はともに米軍を駐留させており、日米韓の関係はアジアの平和と安定に不可欠です。地域の安全保障と安定は軍事面だけではなく、経済面、文化面、人的交流などすべてに依存します。
日韓関係の悪化は北朝鮮を喜ばせるばかりではなく、海洋進出を狙い軍事的圧力を強めている中国の思うつぼでもあります。
お互いに妥協するしかない
外交は国内政治とは異なる厳しい現実が支配する世界です。お互いが不満を残しつつ、相手の事情も考えながら、折り合える点を探すことが外交です。
双方が異なる正義を振りかざして「自分が100点で相手は0点だ」と一歩も譲らなければ、いきつく先は戦争であることは歴史が教えています。
では
(1)日韓はどのようにすれば折り合えるでしょうか
(2)日本政府はどのような対応をとるべきでしょうか
(3)韓国政府にはどのような対応を求めますか
この3点にとらわれず、みなさんの自由なご意見をお待ちしています。
【 所 感 】
何が自由なご意見だ…、毎日新聞よ。新聞購読者しか意見を申せない中で、自由もへったくれもないっちゅうねん 。
その上で、まずは現在の日本と南朝鮮(=韓国)との軋轢が生じた原因ということの、根本的な解釈が間違っていてはどうにもならず、そもそもとして、何事においても "温故知新" と "本末転倒" という思考回路の低下が招いた結果に過ぎないわけで、やれ、募集工であったり、竹島問題であったり、レーザー照射であったり、従軍慰安婦のことであったりと、事の本質の前提があまりに幼稚臭いのです。
しかも当該記事のように、こうした幼稚臭いものを前提とした国民的な感情論(正義)の否定だけでは、日韓関係の修復というにはあまりに杜撰な考え方であり、まさに「論外」というべきなのです。
なぜ、日本と南朝鮮がここまでいがみ合わなければならないのか 、なぜ、東アジア情勢は米国の基地がなければ安定を保てないのか 、こんなことは非常に簡単な話であって、つまりは、わが国日本が、本当の意味での自主独立が為されていないことをもって、ことの原因となっていることは明々白々の事実なのです。
そのことを日韓双方が互いに無視し合いながら、あーでもない、こーでもないと抜かすは、まさに「馬鹿と阿保」、「餓鬼と餓鬼」の極みであり、感情論(正義)と呼ぶことすら憚れるのです。
しかしながら、日本政府が長年、こうしたことを放置してきた結果が、現状の有り様に繋がっているわけであって、尚、この期に及んでまだ放置しようとしており、更なる深刻な問題へと発展させようと目論んでいることは、これまでの安倍政権(事実上は管・二階政権)をみれば明らかなことです。
その上で、今回の毎日新聞のように、綺麗事だけを巧みに利用する既存マスメディアの本質を見抜けば、反日分子と成り下げっていることは明らかであり、このような売国政府と反日マスメディア、さらには極左政党や反日・売国野党を抱える状況下にあって、「私たち日本人はどうすれば良いのか 」、ということを真摯になって考え、発信していくことが大事になってくると思います。