日本共産党・藤野氏
「人を殺す予算」と発言、取り消す
「人を殺す予算」と発言、取り消す
(毎日新聞2016年6月26日 20時43分)
共産党の藤野保史政策委員長は26日のNHK番組で、初めて5兆円を超えた今年度予算の防衛費について「人を殺すための予算でなくて、人を支えて育てる予算を優先する改革が必要だ」と述べた。これに対し他党からの批判が相次ぎ、藤野氏は同日、発言を取り消すとコメントを発表した。
藤野氏はコメントで「安全保障法制と一体に海外派兵用の武器・装備が拡大していることを念頭にしたものだが、発言はそうした限定を付けずに述べ不適切」とした。
番組では藤野氏の発言に対し、自民党の稲田朋美政調会長が「言い過ぎだ。(防衛費は)日本を守るためだ」と反論した。【松本晃】
〔 所 感 〕
今回は毎日新聞の記事より引用してみたが、さすがに「現行憲法護憲!」「憲法改正反対!」と称する左派陣営ですら、今回の藤野という男の発言には、違和感をおぼえたことであろう。
そのことは阪神・淡路大震災、新潟県沖大地震、東日本大震災、熊本大地震、その他多くの豪雨・暴風による土砂崩れ、大洪水など、多くの国民がその犠牲となり、身内を亡くし、家財を失くし、それでも懸命に人命救助や復興に尽力されてきた人々や自衛隊員や消防隊員たちの姿を我々は見てきたからではないのか。
この男には、そうした国民の姿が見えないのだろうか?
この男には、そうした国民の立場になって考えることは出来ないのだろうか?
こうした政治家が謂う『人』というのは、如何なる『人』のことを謂うのであるのか、甚だ疑問である。
私が所感を綴っているいま現在、午後10時よりこの男の記者会見が行われているという。
よって今回は、日本共産党綱領を残し、これまでに致します。