聖徳太子の十七条憲法
第十一条 明察功過、罰賞必當。
《原文》
十一曰、明察功過、罰賞必當。日者賞不在功、罰不在罪、執事群卿、宜明賞罰。
《翻訳》
十一に曰わく、明らかに功と過とを察して、賞を罰とを必ず当てよ。このごろ、賞は功においてせず、罰は罪においてせず、事を執る群卿〔ぐんけい〕、よろしく賞と罰とを明らかにすべし。
《現代語訳》
十一の申し渡しは、公明正大にして功績と罪過を見極め、恩賞と罰則をきちんと割り当てをすること。
近頃は、恩賞が功績と値せず、罰則が罪過と合致していません。裁可〔さいか〕を下す臣下にあっては、皆が納得するよう公明正大に恩賞と罰則を裁定しなくてはいけません。
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戯言コーナー:いつもご覧いただき有難う御座います。(^^♪
公明党の『公明』って、公明正大からなぞらえているのかな?けれども、たしか、タブー事が大好きな政党やったと思うんですがね。
ある意味、今となってはタブーもへったくれもなくなったわけで、一部の利得者に寄り添う政党なだけに、その中身は公明悪大といった方がいいのかもしれません。
なんにしろ、牧口さんや日蓮上人の教えの根幹でもあります聖徳太子の教えというものを、改めて考え直してみてはいかがでしょうかね?
そうすれば、もっと色んな宗派の人たちとも交流ができて、そこから深い議論にもつながっていくとも思うのですが…。
ともあれ、何事も公正で公平な議論が大事なんだよ、ということなんですよね。一部利得者のためだけのものを、決して「公共物」などとは言いませんからね。
※ 翻訳出典:四天王寺編「聖徳太子と四天王寺」の訳文より
※ かわいいフリー画像「いらすとや」さんより