和貴の『 以 和 為 貴 』

論語:泰伯第八 〔8〕 詩に興り、礼に立ち、楽に成る


論語を現代語訳してみました。



泰伯 第八

《原文》
子曰、興於詩、立於禮、成於樂。

《翻訳》
子 曰〔のたま〕わく、詩〔し〕に興〔おこ〕り、礼〔れい〕に立〔た〕ち、楽〔がく〕に成〔な〕る。




《現代語訳》


孔先生が、次のように仰られました。


〈修養する過程としては、まず〉詩書などの古典を学ぶことからはじまり、次に礼法・礼式といった規範を学び、そのうえで和やかさを身につけることじゃよ、と。


〈つづく〉



《雑感コーナー》 以上、ご覧いただき有難う御座います。

この語句の意味については、当時の『知識人』として身につけておかなければならない最低限の学問なんだと思われます。



※ 孔先生とは、孔子のことで、名は孔丘〔こうきゅう〕といい、子は、先生という意味
※ 原文・翻訳の出典は、加地伸行大阪大学名誉教授の『論語 増補版 全訳註』より
※ 現代語訳は、同出典本と伊與田學先生の『論語 一日一言』を主として参考


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