富みて驕(おご)ること無き
「子貢 曰わく、貧しくて諂(へつら)うこと無く、富みて驕ること無きは何如(いかん)。 」
■その意味は?
貧しくても卑下して諂(へつら)うことがなく、富んでも奢り高ぶることのない者は、立派な人物と言えるでしょうか。
※子貢(しこう)が尋ねた。
(「論語」一日一言より)
■感想
これまで私は、貧困というものに嫌悪感を抱いてきたわけであるが、「貧しさの中にも心豊かに生きる」ということを知り、そしてこれまでの日本人の多くが、それを永く実踐してきたということを、とても誇りに思う。