ゆうきのゆうき(keberanian Yuki、Yuki's courage)

サラリーマン社長(その前は広告担当)“ゆうき”の飯や読書をした時の、気が向いた時の思考のストックです。

手紙

2006年10月27日 | 本と雑誌
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東野圭吾の「手紙」を読んだ。

先輩のお勧めだし、映画も見たかったので。

兄は弟のために強盗をしてしまい、そこで殺人を犯し

てしまう。その後の獄中の兄からの手紙と、兄が殺

人犯という事実を背負って生きる弟の物語。 淡々と

そしてブレのない一貫したテーマを持って進むストー

リーで一気に読めてしまった。通勤電車、営業の移

動時間だけで3日で読み終わった。殺人犯の親族が

いるという「差別」をテーマに物語りは進む。

読み終わったあとには、殺人というものの周りへの

影響はもちろん、「差別」の受け止め方、人の事を考

えているつもりでも実は相手からは受け止め方が違

う事など、様々な事を考えさせされる。そして、もちろ

ん単純に涙も出る。兄弟愛や男女の愛、友人との愛

などもふんだんに織り交ぜているから感情移入して

しまうのだろうか。 俺はあいつのためにコレをするぜ。

みたいな行動は今後慎もうかな。

そうそう、映画は小説の中のいろんな部分を変えたっ

て監督が雑誌のインタビューで言ってたけど、うわさに

よれば主人公が目指した夢が「アーティスト」なんだけ

ど、映画では「お笑い」になるらしい。

それ、「差別のない世界」はどう表現するのだろ?


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