永遠の0、海賊とよばれた男、ボックス、モンスターと涙を流しまくってきた百田尚樹さんの日本国記を読んだ。
読みすすめると、いつもコメンテーターとして韓国嫌いをしている彼でしたとならではの切り口が多くちょっとひいてしまうとこもあるものの、途中から一緒に中国や韓国がそこまで日本を目の敵にしなくてもいいじゃんて気持ちに。
他にも日本がGHQ(アメリカ)によって辛い時期を乗り越えることがその前までの長い歴史で培われた精神力で乗り切れたことがわかる。
仕事につながる学びも多かった。
源義経のそれまでの舟戦での常識をやぶり船頭などから狙う。織田信長が、使わない理由を並べるライバルに先だち鉄砲を使った戦略を採用する。などなど。歴史からマーケティングを学ぶにはとてもいい本だと思う。極みとしては、日清、日露、1次世界対戦で勝利に湧いた日本が、その勝利の戦術部分ばかりに目をやって、大局を見れずに大東亜戦争で大型戦艦なぞを作ったり、そもそもの負けが広がるののに途中で降参できず傷口を広げてしまったところなど、マーケティングでもあるあるだなと思って読んでしまった。
読み終わって本棚に置いておいたら、娘が借りるよって持っていった。どんな感想を持つだろう。🙂