柚子のがらくた箱

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大往生したけりゃ ・・・ Ⅱ

2012年05月08日 | 

        大往生したけりゃ医療とかかわるな    

                   著者  中村仁一

 

    55 ~ 56

 死に際には、飲み込む力も弱ってきます。しかし、

心優しい介護職員は一口でも一匙でもと使命感に燃えて涙ぐましい努力をします。

その結果、のど元にものが溜まってゴロゴロと音がして苦しみます。

そうすると、鼻から管を入れて、それを吸い取る 『 吸引 』 という荒技を

施さなくてはいけません。

 

 

    64

『 飢餓 』 では、脳内にモルヒネ様物質が分泌され、いい気持ちになって、

幸せムードに満たされるといいます。

 また 『 脱水 』 は、血液が濃く煮詰まることで、意識レベルが下がって、

ぼんやりとした状態になります。

 

     160  

事前指示の項目  

  1 心肺蘇生

  2 気管切開

  3 人工呼吸器

  4 強制人工栄養

  5 水分の補給 ( 末梢静脈輸血、大量皮下注射 )

  6 人工透析

  7 輸血

  8 強力な抗生物質の使用

  9 その他 

 

    


大往生したけりゃ ・・・

2012年05月08日 | 

        大往生したけりゃ医療とかかわるな    

                   著者  中村仁一

 

   

 『 死 』 という自然の営みは、本来、穏やかで安らかだったはずです。

それを、医療が濃厚に関与することで、より悲惨で、

より非人間的なものに変貌させてしまったのです。 

 

   

 がんでさえも、何の手出しもしなければ全く痛まず、穏やかに死んでいきます。

 本来、年寄りは、どこか具合の悪いのが正常なのです。

 『 年のせい 』 を認めようとせず、 『 老い』 を 『 病 』 にすり替えます。

 

 

20120420 [1/2] たね蒔きジャーナル 「 " 穏やかな死 "を邪魔する医療の内幕 」

 

20120420 [2/2] たね蒔きジャーナル 「 " 穏やかな死 "を邪魔する医療の内幕 」