わからないからいらいらする

それを指摘される度
私はいらいらする
それを指摘される度
悲しくなる
それを指摘される度
目の前にあるものを破壊したくなる
それを指摘される度
私は何かを壊す
それを指摘される度
家族のいる食卓へ向かえなくなる
それを指摘される度
自分を大嫌いだと思う
それを指摘される度
やっぱりあの時いなくなればよかったと思う
それを指摘される度
私は無駄な生き物だと思う自分のこの肉が骨が顔が全てが嫌になって
全てを噛みちぎってぎたぎたにして噛み砕いて殺したい
そんなことできない自分を意気地無しと思う
わかってるのに改善しない自分をくたばっちまえと思う

わかってるのにできないことが
私にはある

なんで責めるの私生きてるじゃんなんて主張するほどの傲慢さもない
そんなことできたらとっくに良くなっているはずだ。
責められた(と思っている)私は、今どういう態度で家族と顔を合わせればいいかわからない。
それがまたいらいらする

自分に腹が立つこと
自分の非が自分でわかっていることこそ他人に指摘されると腹が立つ。
甘えてるんだな自分にも家族にも
わからなくて胃が痛い
わからなくて心臓が痛い