この世界の片隅に

私は
好いた人に早う死なれた
息子とは会えんようになって
娘には死なれた


ほいでも
不幸せとは違う


自分で選んだ道じゃけえね






一 自分で選んだ道。
それを、悔いてはまた持ち直す
いつか受け入れることができるようになっている
そういう力が備わっている
そういうふうにできている

こんなはずじゃなかった
今そう思うなら
赦すこと
受け入れること
楽しいこと
好きなもの
嫌いなこと
嫌いなもの

わからなければ日々淡々と


その選択、
ひとつひとつ将来のための選択であること

少しずつ
できることからやってゆけ


それでも
納得できんことは
泣いても泣いても泣いても泣いてもどうにもならんけど
納得できんことは
あるのだけれど