一年あとの、事実

もう諦めなきゃ。
今日。会えなかったんだし
諦める。
今日、会って、最後にするって、そう勝手に決めたのは私。
そして、
会えなかった。
もう無意味だと、思う。
彼はもう、遠くへ行ってしまった
それは自分の力じゃどうにもならない


新しいひと、それは、
どこにいるのやら

最後に会って
去年みたいに会って
でも、
手くらい繋ぎたくて、
で、踏ん切りつけたかった

こういう白黒は
つけないほうが、いいんだろうか
グレーでいいの？
いつまで経っても、抜け出せないまま。
これも、またいいのではないか？

いや、あの人を待たせる身として、この人のことは、諦めるしかない
決定的ななにかを自分に植え付けたいのだ。
植え付けたくないけど、植え付けなければならないのだ


あいつのどこがいいのだ？と、いってくれるあの方は、いつも正しい。
あんたはいつも、手にはいらないみむきもしないやつを追う。
これは、呪縛だけれどもきっと、
やっぱり正しい。

嗚呼もう、ほんとに終わりにしよう
わたしは、
新しい１歩を踏み出さねばならない
過去に縛られているﾋﾏﾊないのだ

嗚呼なにを期待していたのだろう
この１週間はなんだったのだろう
ばかでか情けなくてバカでやるせなくて哀れで、恥ずかしい
こんな自分もありかなんて、今は思えない
殺してしまいたい
そんなことで殺してしまいたいなんて
嗤ってしまう

明日から私はもう新しい私だ

もう
連絡はとらない

しばしこんな私を誰か、赦してください