1967年の大変な問題を生じたサンレモ音楽祭の入賞曲を追ってきましたが、ちょっと休憩。
以前にこのブログで取り上げたものの、リンクが切れていたウイルマ・ゴイクの「初期の名曲」を再掲します。当時の文章の一部も・・・
『好きな音楽はおおむね25~6歳くらいまでに聴いていたものが「DNA」となって精神を形作ってしまう・・・好みの固定化となる、というようなことを聞いたことがあります。
若く柔軟な心に入っていった音楽が血となり肉となっていつまでも心に残っていますね。
今日ご紹介したいのは「Io non ci saro 」(邦題:あきらめ)です。日本でこの曲は1965年の秋に発売された「Un bacio sulle dita」(邦題:指先のキッス)のB面にカップリングされていますが持っていません。買いそびれたのかどうか記憶にないのですが、昭和40年は大変に貧しい高校生でしたからそうそう沢山のレコードは買えなかった。親から貰った昼食代をこつこつ貯め、一ヶ月でようやく新しいシングル盤を1枚、または中古レコード屋さんで2~3枚買うのがようやっとでしたから。同じ1965年に発売された「L'amore al mare」(邦題:恋の浜辺)は持っていますので、お金がなかったかもしれませんね。
この「Io non ci saro 」ですが、いかにも60年代らしい隠れた名曲ではないでしょうか?ヒットしなかったのが不思議です。ところで、個人的にはこの動画のようなデビューしたての新人時代ウイルマ・ゴイクが一番良いですね、ヘアースタイルも一番好きです。なので、出来れば2011年の動画は余り見たくありません・・・ファンの我が儘ですが。』
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