ジゼルは、ロマンティックバレエの代表作です。1841年にフランスで初演されました。全2幕で振付はジャン・コラーリとジュール・ペローですが、現在上演されているのはマリウス・プティパによるものです、今でも数多く上演されています。
初めてヴィデオで見たとき、この第2幕第3場のウィリたちの踊りに魅了されましたね。ヴィデオではレニングラードバレエ、ロイヤルバレエなどを見ていましたが、舞台を見たのは出来たばかりの文京シビックホールで井上バレエ団だったかもしれません。オケピに向かう指揮者の福田さんが妙に印象的でした。
皆さんご存知の通りですが、この第2幕第3場は亡霊であるウィリたちの踊りだけです。ミルタ、二人のウィリ、ウィリ達・・・どれも舞台照明を落とした暗い舞台で、ロマンティックチュチュの長い裾を翻しながら踊る様は幻想的ですね。
特にコールドバレエのウィリたちが舞台の下手と上手の二つに分かれ、片足で交錯していく場面は有名ですが、実はその直前の二人のウィリの踊りが結構好きですね。
この場面だけの動画はなかなかありません。ドイツナショナルバレエによる第3場です。
ところで、私はヒラリオンとアルブレヒトの役柄は・・・・・貴族社会の所産なのでしょうが、村娘の心を弄んだアルブレヒトが王子様で誠実な村男のヒラリオンが殺されるのは・・・気に入りません。
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