我が家からすぐのところを流れる野川。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/45/d52491cefcf100f6c034d61e7ee7ada6.jpg)
(野川 右側下方にダイサギが2羽)
ほぼ毎日、川の両サイドに設けられた自転車道を通りながら眺めている。
この川には鯉がたくさん泳いでいる。
それもけっこう体の大きなものばかり。
(小さいのは目につかないだけか・・・!?)
しばしば増水するこの川で、よくもこうまで群れて成長できたものだと感心したりしている。
今日もまた、水の落ち口に集まった鯉たちを見て思い出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/50/2dd42c63b30b57a534f85fdcee6da36b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/1f/af9218d881a23ea636527da4efa3a585.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/08/a05cd4b303a5f1e83824fd93f52b0cf6.jpg)
(鯉とバン)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/21/422cf4acc12e2518542a7f235d2f3faf.jpg)
“泥水飲んでも鯉は鯉 大海の水を飲んでも鰯(イワシ)は鰯”
かれこれウン十年も前に、職場の先輩から聞いたこのフレーズ。
ずっと記憶に残っていた。
目覚ましい立身出世を「鯉の滝登り」に例えたり、急流を上った鯉は龍になるとの伝説から「登竜門」という言葉が出てきたりと、鯉にはかなりの評価が付いて回る。
一方、イワシについてはどうか?
大海原を泳ぎ回っても雑魚の扱い。
昔から日本近海で大量に獲れる魚、肥料や養殖魚の餌のイメージがついて回る魚だったとしてもひどすぎる。
鯉への依怙贔屓(えこひいき)も甚だしいと言うしかない。
こん日イワシはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(イコサペンタエン酸)が豊富な食材として知られ、もてはやされている。
それに漁獲量だってかなり減少しているのだそうだ。
とても大事なイワシ君たちを大いに見直したい。
川に群れる鯉たちを眺めながら、そんなことを思った。
※『消えたイワシからの暗号 : 七人の研究者と魚類五億年目の謎』(河井智康著 三五館 1999.7)は、私も1999年11月に購入して読んでいる。とにかく興味深い本だった。
翻って先のフレーズは、その並びは逆だが、南部都々逸(南部七踊りの一つ)にあることを、最近知った。
青森県南部町の公式サイトでは次のように紹介している(コピー転載)。
詳しくは、南部町のサイトをご覧ください。 ⇒ こちら
【南部都々逸 なんぶどどいつ】
都々逸は 下手でも やりくり上手
今朝も質屋で褒められた
白鷺は 小首かしげて 二の脚踏んで
やつれ姿に水鏡
韓信は 股を潜るも 時世と時節
踏まれし草にも花が咲く
大海の 水を飲んでも鰯は鰯
泥水飲んでも鯉は鯉
朝顔は 馬鹿な花だよ 根の無い竹に
命捧げて絡みつく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/31/185dfaac8c49dc0957b25d43b4c0e16a.jpg)
(カワウ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/10/e4298c59dca821a66117814ca20a95e1.jpg)
(ダイサギ) ※カンなど捨てるな!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/45/d52491cefcf100f6c034d61e7ee7ada6.jpg)
(野川 右側下方にダイサギが2羽)
ほぼ毎日、川の両サイドに設けられた自転車道を通りながら眺めている。
この川には鯉がたくさん泳いでいる。
それもけっこう体の大きなものばかり。
(小さいのは目につかないだけか・・・!?)
しばしば増水するこの川で、よくもこうまで群れて成長できたものだと感心したりしている。
今日もまた、水の落ち口に集まった鯉たちを見て思い出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/50/2dd42c63b30b57a534f85fdcee6da36b.jpg)
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(鯉とバン)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/21/422cf4acc12e2518542a7f235d2f3faf.jpg)
“泥水飲んでも鯉は鯉 大海の水を飲んでも鰯(イワシ)は鰯”
かれこれウン十年も前に、職場の先輩から聞いたこのフレーズ。
ずっと記憶に残っていた。
目覚ましい立身出世を「鯉の滝登り」に例えたり、急流を上った鯉は龍になるとの伝説から「登竜門」という言葉が出てきたりと、鯉にはかなりの評価が付いて回る。
一方、イワシについてはどうか?
大海原を泳ぎ回っても雑魚の扱い。
昔から日本近海で大量に獲れる魚、肥料や養殖魚の餌のイメージがついて回る魚だったとしてもひどすぎる。
鯉への依怙贔屓(えこひいき)も甚だしいと言うしかない。
こん日イワシはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(イコサペンタエン酸)が豊富な食材として知られ、もてはやされている。
それに漁獲量だってかなり減少しているのだそうだ。
とても大事なイワシ君たちを大いに見直したい。
川に群れる鯉たちを眺めながら、そんなことを思った。
※『消えたイワシからの暗号 : 七人の研究者と魚類五億年目の謎』(河井智康著 三五館 1999.7)は、私も1999年11月に購入して読んでいる。とにかく興味深い本だった。
翻って先のフレーズは、その並びは逆だが、南部都々逸(南部七踊りの一つ)にあることを、最近知った。
青森県南部町の公式サイトでは次のように紹介している(コピー転載)。
詳しくは、南部町のサイトをご覧ください。 ⇒ こちら
【南部都々逸 なんぶどどいつ】
都々逸は 下手でも やりくり上手
今朝も質屋で褒められた
白鷺は 小首かしげて 二の脚踏んで
やつれ姿に水鏡
韓信は 股を潜るも 時世と時節
踏まれし草にも花が咲く
大海の 水を飲んでも鰯は鰯
泥水飲んでも鯉は鯉
朝顔は 馬鹿な花だよ 根の無い竹に
命捧げて絡みつく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/31/185dfaac8c49dc0957b25d43b4c0e16a.jpg)
(カワウ)
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(ダイサギ) ※カンなど捨てるな!
拙ブログに目をとめていただきありがとうございます。
そういうドラマがあったことは知りませんでした。