2019.04.21(日)玉川上水に沿って歩いて来た。
それは前日夜の寝入りばなに、ふと太宰治の終焉の地を見たいという気持ちが湧いてきたことからだった。
多摩川べりを、昔びとを想像しながら散策したりしているときの思いとつながっているのかもしれない。
熟眠感のまったくない朝を迎え、頭の中はボーッとしたまま。
ノソノソ準備を整え、11時過ぎに家を出た。
(駅近くの駐輪場は便利。3時間無料だし、その後も3時間ごとに百円で済む。)
東急田園都市線で渋谷駅~京王井の頭線に乗り換え富士見ヶ丘駅へ。
駅の北口に出て玉川上水の方向が分からなくなってしまった。
近くにいた小学生のグループに声をかけたら、「大人に聞いたらいいんじゃない!」と返されてしまった。
あまりにまっとうでストレートな返答に、”乾いた心”みたいなものを感じてしまった。
その後すぐに出合った男性には、親切丁寧に案内してもらった・・・。
駅北口に設置されている地図をじっくり確認し、神田川の方角に歩き出した。
(神田川)
フェンスに設置されている標識には、「スタート地点(中野区境)より6.3㎞」とあった。
※南こうせつとかぐや姫の『神田川』をすぐに思い出すが、この歌の舞台となったところはもっと下流の東京都豊島区高田3丁目にある神田川に架かる戸田平橋付近らしい。
スマホの地図アプリを見ても方向を間違えたりしながら、玉川上水緑道入口にたどり着いた。
【都立玉川上水緑道】
所在地:平和橋~浅間橋(東京都福生市、昭島市、立川市、小平市、三鷹市、武蔵野市、杉並区)
延長:24km
面積:136,655.04㎡(平成28年6月1日現在)
開園:昭和56年6月1日
緑道公園マップは ⇒ こちらからダウンロード できます。
(補記)玉川上水:多摩川の羽村から四谷大木戸まで約43㎞ ⇒ こちらを参照
(オオアラセイトウ(ムラサキハナナ) 科名 / 属名:アブラナ科 / オオアラセイトウ属)
(案内板の一部を拡大)
(この付近で、前方から来たウオーキング中の若者集団とすれ違う。みんなとても楽しそうだ。)
(左手の民家の中には、レストラン、織物や小間物の展示ショップがあったりしている。玉川上水は、サクラ側の木々の下。)
(橋の上から上水路を覗き見る。)
大きな公園が見えてきた。
若い父親が子らとボール遊びをしている。
チョットだけ中に入ってみた。
そして都立井の頭恩賜公園に到着。
(初めに覗いてみた西園)
(井の頭自然文化園)
(でかい! ホウノキ)
(前方で何かパフォーマンス実施中)
(サル園:周りの喧騒をよそにノンビリくつろいでいる。高齢になっているように見えるのはわれだけ?)
(ニホンリス園にも入ってみた。園舎には見物客が大勢入っているのに、リスたちは元気にその足元などを駆け回ってくれる。)
長崎の平和記念像を制作した彫刻家・北村西望(1884~1987年)の作品200点以上を展示している彫刻館、アトリエ館にも行ってみた。
(これまた大きい!)
(道脇のシャガ)
とにかく沢山の人出。
子供たちの歓声が響き渡る。
今回は時間が足りないので、水生物園側に入るのはあきらめた。
(そういえば、動物園にも行ってなかった。)
ふたたび、玉川上水緑道に戻る。
むらさき橋を渡り、太宰治碑を探しながら進んで三鷹駅まで行ってしまった。
少し戻り、ジョギング中の男性に声をかけ、その場所を教えてもらう。
(拡大:上水路の幅はさほど広くはないが、今よりかなり水量がありそうだ。)
※太宰治と山崎富栄の遺体は、上流をせき止め水量を減らした新橋近く(現在の明星学園高校前)で発見されたとのこと。
そのとき2人は、手を離すことなくつないだままだったという。
(昭和23年6月13日太宰治が入水自殺したというあたり)
(同上)
(入水したとされるあたりの様子は木々で見えないので、三鷹駅近くから覗いてみた。)
せっかくなので、先ほどの男性から教えてもらった太宰治文学サロンも訪れてみた。
そこは、三鷹駅前から200mほどのところにある小空間の施設(入場料:無料)だった。
企画展『太宰治と今官一』が開催中(平成31年2月14日~6月23日)。
※今 官一(こん かんいち):太宰と同年・同郷で、同じく三鷹に住んでいた直木賞作家。「桜桃忌」の命名者。
太宰に寄せる思いがジ~ンと伝わってくるような館員の方々に挨拶をして、今回の玉川上水緑道の歩きを終えた。
歩き回ったのは約10㎞。
この玉川上水緑道をよく知るためには、何度も訪れなければならないだろう。
楽しみがまた増えた。
それに井の頭公園水生物園も見残している・・・。
それは前日夜の寝入りばなに、ふと太宰治の終焉の地を見たいという気持ちが湧いてきたことからだった。
多摩川べりを、昔びとを想像しながら散策したりしているときの思いとつながっているのかもしれない。
熟眠感のまったくない朝を迎え、頭の中はボーッとしたまま。
ノソノソ準備を整え、11時過ぎに家を出た。
(駅近くの駐輪場は便利。3時間無料だし、その後も3時間ごとに百円で済む。)
東急田園都市線で渋谷駅~京王井の頭線に乗り換え富士見ヶ丘駅へ。
駅の北口に出て玉川上水の方向が分からなくなってしまった。
近くにいた小学生のグループに声をかけたら、「大人に聞いたらいいんじゃない!」と返されてしまった。
あまりにまっとうでストレートな返答に、”乾いた心”みたいなものを感じてしまった。
その後すぐに出合った男性には、親切丁寧に案内してもらった・・・。
駅北口に設置されている地図をじっくり確認し、神田川の方角に歩き出した。
(神田川)
フェンスに設置されている標識には、「スタート地点(中野区境)より6.3㎞」とあった。
※南こうせつとかぐや姫の『神田川』をすぐに思い出すが、この歌の舞台となったところはもっと下流の東京都豊島区高田3丁目にある神田川に架かる戸田平橋付近らしい。
スマホの地図アプリを見ても方向を間違えたりしながら、玉川上水緑道入口にたどり着いた。
【都立玉川上水緑道】
所在地:平和橋~浅間橋(東京都福生市、昭島市、立川市、小平市、三鷹市、武蔵野市、杉並区)
延長:24km
面積:136,655.04㎡(平成28年6月1日現在)
開園:昭和56年6月1日
緑道公園マップは ⇒ こちらからダウンロード できます。
(補記)玉川上水:多摩川の羽村から四谷大木戸まで約43㎞ ⇒ こちらを参照
(オオアラセイトウ(ムラサキハナナ) 科名 / 属名:アブラナ科 / オオアラセイトウ属)
(案内板の一部を拡大)
(この付近で、前方から来たウオーキング中の若者集団とすれ違う。みんなとても楽しそうだ。)
(左手の民家の中には、レストラン、織物や小間物の展示ショップがあったりしている。玉川上水は、サクラ側の木々の下。)
(橋の上から上水路を覗き見る。)
大きな公園が見えてきた。
若い父親が子らとボール遊びをしている。
チョットだけ中に入ってみた。
そして都立井の頭恩賜公園に到着。
(初めに覗いてみた西園)
(井の頭自然文化園)
(でかい! ホウノキ)
(前方で何かパフォーマンス実施中)
(サル園:周りの喧騒をよそにノンビリくつろいでいる。高齢になっているように見えるのはわれだけ?)
(ニホンリス園にも入ってみた。園舎には見物客が大勢入っているのに、リスたちは元気にその足元などを駆け回ってくれる。)
長崎の平和記念像を制作した彫刻家・北村西望(1884~1987年)の作品200点以上を展示している彫刻館、アトリエ館にも行ってみた。
(これまた大きい!)
(道脇のシャガ)
とにかく沢山の人出。
子供たちの歓声が響き渡る。
今回は時間が足りないので、水生物園側に入るのはあきらめた。
(そういえば、動物園にも行ってなかった。)
ふたたび、玉川上水緑道に戻る。
むらさき橋を渡り、太宰治碑を探しながら進んで三鷹駅まで行ってしまった。
少し戻り、ジョギング中の男性に声をかけ、その場所を教えてもらう。
(拡大:上水路の幅はさほど広くはないが、今よりかなり水量がありそうだ。)
※太宰治と山崎富栄の遺体は、上流をせき止め水量を減らした新橋近く(現在の明星学園高校前)で発見されたとのこと。
そのとき2人は、手を離すことなくつないだままだったという。
(昭和23年6月13日太宰治が入水自殺したというあたり)
(同上)
(入水したとされるあたりの様子は木々で見えないので、三鷹駅近くから覗いてみた。)
せっかくなので、先ほどの男性から教えてもらった太宰治文学サロンも訪れてみた。
そこは、三鷹駅前から200mほどのところにある小空間の施設(入場料:無料)だった。
企画展『太宰治と今官一』が開催中(平成31年2月14日~6月23日)。
※今 官一(こん かんいち):太宰と同年・同郷で、同じく三鷹に住んでいた直木賞作家。「桜桃忌」の命名者。
太宰に寄せる思いがジ~ンと伝わってくるような館員の方々に挨拶をして、今回の玉川上水緑道の歩きを終えた。
歩き回ったのは約10㎞。
この玉川上水緑道をよく知るためには、何度も訪れなければならないだろう。
楽しみがまた増えた。
それに井の頭公園水生物園も見残している・・・。
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