天気は良さそうだったので、寒成山(かんなりさん)、傾城森(けいせいもり)と山伏森(やまぶしもり)に行って来た。
今回も単独。
寒成山(621.6m)は、白石から山形方面に行く国道113号の七ヶ宿ダム下流の南西部に位置する山。
右側が鋭く切れ落ちた特異な山容を持つ。
山麓には、天然記念物の材木岩、飛不動尊(とびふどうそん)、虎岩(とらいわ)公園など多くの名所がある。
『宮城県の山』(山と渓谷社)によれば、「標識はなく下部は踏跡も明確ではないが 、ヤブがまばらで尾根筋に出ればはっきりとした道がある」という。
“それなら、何とかなるだろう。”
虎岩公園展望台からダムの眺望を楽しみ、いよいよ登りを開始。
(この時点で道らしきものは確認できていなかったが、この季節は下草が枯れているので都合がいい。最初の尾根筋まで行ってみた。)
▲虎岩公園展望台
▲展望台からの七ヶ宿ダム
しかし、どうも先が分からない。
あるだろうと思っていた目印のテープも見えない。
仕方がないので、前述の本のコース案内に従うこととし、変更(撤退)。
今度は、飛不動尊前の駐車場に車を止め、林道から登りを開始。
(飛不動尊のすぐ裏側で、ゲートが閉鎖されている。)
▲飛不動尊
しばし歩いた先で右手の道を選択。
こちらには、赤い標識テープが付けられている。
ところが、いよいよ登りと思わせるあたりから、まったく道が分からなくなってしまった。
先に進んでみたが、それらしきものが見つからない。
尾根は、落ち葉が風に飛ばされ、見ようによってはいたるところ道にも思える。
▲右は断崖
しかし、ヤブ漕ぎはひどくなりそう。
手持ちの地図は、コース取りなどできるような代物ではない。
ここは初めての山。
事前準備不足を反省しつつ、あえなく撤退。
(後で分かったことだが、情けないことに完全に道をまちがえていたようだ。)
“いつか気候の良いときに再チャレンジしよう”
材木岩を眺めて、気分転換。
▲材木岩(左端に一人の釣り人)
傾城森(けいせいもり 440m)と山伏森(やまぶしもり 397m )に移動。
こちらは、七ヶ宿ダム湖畔の『水と歴史の館』を過ぎて横川橋を渡ったところの左側の方角に位置している。
▲左が山伏森、右奥が傾城森
▲逢瀬橋を渡って行く
この2つの森には、悲しい伝説が残されている。
「仏道修行中の山伏と、傾城の誉れ高い京都祇園の名妓が手に手を取って京都を逃げ出し、この地にたどりついた。草庵を結び、人目を忍びながら楽しい日々を過ごすも、女は病気にかかってしまう。山伏の必死の看護で快方に向かったのだが、所持金も乏しくなり、生活に困るようになった。そこで二人は、将来を危ぶみ、世を儚(はかな)んで、山下の地獄淵に身を投じた。京都から追いかけてきた下女も、それを知り、悲しみ、後を追って東方の山下(下女森)で自ら命を絶ってしまった。」(解説板から抜粋)
2つともガラガラの岩だらけの尖がり山(森)だが、道はしっかり整備されている。
祠が置かれている頂上からの眺望は、それなりに良い。
静かな昼の時間を、一人で過ごしてきた。
▲関集落の方角
▲不忘山を遠望
▲七ヶ宿ダムの方角
▲不忘山(帰りに立ち寄った長老湖から遠望)
※寒成山再訪の様子は ⇒ こちら
今回も単独。
寒成山(621.6m)は、白石から山形方面に行く国道113号の七ヶ宿ダム下流の南西部に位置する山。
右側が鋭く切れ落ちた特異な山容を持つ。
山麓には、天然記念物の材木岩、飛不動尊(とびふどうそん)、虎岩(とらいわ)公園など多くの名所がある。
『宮城県の山』(山と渓谷社)によれば、「標識はなく下部は踏跡も明確ではないが 、ヤブがまばらで尾根筋に出ればはっきりとした道がある」という。
“それなら、何とかなるだろう。”
虎岩公園展望台からダムの眺望を楽しみ、いよいよ登りを開始。
(この時点で道らしきものは確認できていなかったが、この季節は下草が枯れているので都合がいい。最初の尾根筋まで行ってみた。)
▲虎岩公園展望台
▲展望台からの七ヶ宿ダム
しかし、どうも先が分からない。
あるだろうと思っていた目印のテープも見えない。
仕方がないので、前述の本のコース案内に従うこととし、変更(撤退)。
今度は、飛不動尊前の駐車場に車を止め、林道から登りを開始。
(飛不動尊のすぐ裏側で、ゲートが閉鎖されている。)
▲飛不動尊
しばし歩いた先で右手の道を選択。
こちらには、赤い標識テープが付けられている。
ところが、いよいよ登りと思わせるあたりから、まったく道が分からなくなってしまった。
先に進んでみたが、それらしきものが見つからない。
尾根は、落ち葉が風に飛ばされ、見ようによってはいたるところ道にも思える。
▲右は断崖
しかし、ヤブ漕ぎはひどくなりそう。
手持ちの地図は、コース取りなどできるような代物ではない。
ここは初めての山。
事前準備不足を反省しつつ、あえなく撤退。
(後で分かったことだが、情けないことに完全に道をまちがえていたようだ。)
“いつか気候の良いときに再チャレンジしよう”
材木岩を眺めて、気分転換。
▲材木岩(左端に一人の釣り人)
傾城森(けいせいもり 440m)と山伏森(やまぶしもり 397m )に移動。
こちらは、七ヶ宿ダム湖畔の『水と歴史の館』を過ぎて横川橋を渡ったところの左側の方角に位置している。
▲左が山伏森、右奥が傾城森
▲逢瀬橋を渡って行く
この2つの森には、悲しい伝説が残されている。
「仏道修行中の山伏と、傾城の誉れ高い京都祇園の名妓が手に手を取って京都を逃げ出し、この地にたどりついた。草庵を結び、人目を忍びながら楽しい日々を過ごすも、女は病気にかかってしまう。山伏の必死の看護で快方に向かったのだが、所持金も乏しくなり、生活に困るようになった。そこで二人は、将来を危ぶみ、世を儚(はかな)んで、山下の地獄淵に身を投じた。京都から追いかけてきた下女も、それを知り、悲しみ、後を追って東方の山下(下女森)で自ら命を絶ってしまった。」(解説板から抜粋)
2つともガラガラの岩だらけの尖がり山(森)だが、道はしっかり整備されている。
祠が置かれている頂上からの眺望は、それなりに良い。
静かな昼の時間を、一人で過ごしてきた。
▲関集落の方角
▲不忘山を遠望
▲七ヶ宿ダムの方角
▲不忘山(帰りに立ち寄った長老湖から遠望)
※寒成山再訪の様子は ⇒ こちら
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