岡本太郎美術館は開館前だったので、再訪することを心に決めて今回は通過。
すぐに慰霊碑の前に出た。
(ローム斜面崩壊実験事故慰霊碑)
昭和46年11月11日に、科学技術庁国立防災科学センター、通商産業省地質調査所、建設省土木研究所、自治省消防研究所が共同で、ローム大地の防災対策の基礎的資料作成を目的に散水ポンプによる降雨実験を実施。その際に、不測の斜面崩壊が発生し、15名が犠牲となった。
(背後の斜面に咲くラン)
梅園側に向かう。
(キツネノマゴ:5mmくらいのなんとも小さくてかわいい花)
次は、つつじ山。
(斜面一帯にツツジが群生)
あじさい山は省略し、中央広場に向かって下って行く。
(広い中央広場の道を裸足で歩く女の子と若いお母さん)
(展示されているD51型蒸気機関車)
(かわさき宙(そら)と緑の科学館:ここはちょうど開館するところだったがパスした。)
(クサギ)
「かおりの道」を抜けて、奥の池へ。
日本民家園の奥門は閉鎖中(退園のみ可)。
来た道を少し戻って日本民家園に行って見ることにした。
入園料を支払い、展示室を一瞥していよいよ園内に入る。
入園料:一般500円(65歳以上300円) 高校生・大学生300円 開館:09:30~17:00(11~2月は~16:30)
休館日:月・祝日の翌日・年末年始 詳細は:公式サイトを参照
ここには、東北、関東、信越地方の全24棟が復元整備され、見ごたえ十分。
とはいえ、少々長い上りの道は疲れてくるが・・・。
(宿場町をほうふつさせる。)
(稼働している水車小屋)
(ヤナギラン)
(トロロアオイ)
(蚕影山祠堂:養蚕信仰を伝えるお堂)
(上り詰めたところにある船越の舞台)
(伝統工芸館:ここが民家園の西口。中では藍染め体験が行われていた。)
ここからは戻りの道を歩き、枡形山山頂の展望塔に着く。
なんとこの展望塔にはエレベーターが設置されている。
(わたしが上がったときには誰も居なかった。)
眺めることができるという山名表示板を見ながら目を凝らしてみても、あいにく見えず。
(枡形山山頂の標柱)
(埼玉副都心の方角:男体山や日光白根山、赤城山、谷川岳などが見えるようだが・・・。)
(世田谷区の方角:画像右手は二子玉川のライズ)
後は、北口を目指して下る。
それにしても、つくづく良いところだ。
いろいろな施設を楽しみながら山歩きの体力・筋力を鍛えることができるし、地図読みの練習にももってこいの場所と言える。
これなら何度来てもいい。
サクラの花咲くころ、紅葉の時期などは格別だろうと思う。
そんなことなど思いながら自転車にまたがり、多摩川を越えて、我が家に帰ってきた。
(橋のすぐ下流でスタンドアップパドルボード SUP(サップ)を楽しむ人たち。小田急の列車が走る。)
(多摩川決壊の碑)
昭和49(1974)年8月31日~9月1日夕方にかけての多量の降雨により、護岸が決壊し、住宅流出等の大被害が発生。
(宿河原堰堤)
多摩川決壊の碑からホンの少し下流側に整備されている。
その1は ⇒ こちら
<歩いた生田緑地内のコース>
出典:生田緑地公式サイト ※PDF文書のものを加筆・加工してあります。
累積上昇高度:約320m 累積下降高度:約340m
一日でも早い回復を祈っております。
仙台に住んでいたころは、山野草の豊富な里山がすぐ近くに数多くあって気軽に、あまり人にも会わずに行けたものですが、こちらではそうはできずに欲求不満になっています。