旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

禿岳(宮城県)

2010-10-23 23:26:59 | 宮城県の山
禿岳(かむろだけ)に登ってきた。

禿岳:標高1261.7m 宮城県大崎市鳴子鬼首と山形県最上郡最上町前森原との境に位置。

天気は申し分なし。
仙台のわが家から国道457号~108号とたどり、約2時間で登山口の花立峠に着く。
途中の鬼首の牧場は牛が草を食み、ゆったりとした時間が流れているように思えてしまう。
ススキの原もまた格別。





登山口の道路わきの駐車スペースには、はや20台ほどが止まっている。
こちらは、かろうじて残っているところに車を置く。
(花立峠からの眺望を楽しむ来訪者はかなりいる。ひっきりなしに車が往来する。)

早速、登りを開始。10:10


(▲目指すは、この頂の先)



(▲1合目:紅葉したブナのトンネル)


5合目を過ぎたあたりから、道が険しくなってきた。
けっこう角度がキツイ。
しかし、ずっしりとしたブナの立ち姿や、荒尾湖の遠望などを楽しみながら行くとあまり苦にはならない。

各合目の間は、おおむね10分。
チョット辛抱しているうちに着いてしまう。





ここが9合目。
不動明王の祠がある。





ここが頂上。12:10
栗駒山、鳥海山、月山が遠望できるという。
しかし、ここの案内板はあまりにラフに表記されているので、どれがどれやらさっぱり分からない。





(栗駒山は見えない・・・?)


(▲最上町遠望)


頂上で昼食。

中峰コースから10数名の中年男女のグループがにぎやかにやってきた。
率直にいえば、“うるさい”。
光や風や雲の流れを味わい、山並みなどを遠望するといったこともなく、弁当を広げ、食事を開始。
そして、さっさと下山していった。

最上町コースからは男性一人がさっそうと登ってきて、過ぎて行った。


下山開始13:00.
登山口着14:20。
山容の険しさとは違い、歩行距離は短く、適度なアップダウンもあって良いコースだと思う。


帰りは、鬼首の吹上高原キャンプ場にある『すぱ鬼首の湯』に立ち寄り、入浴。
今回もまた、とても楽しい山行だった。

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