旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

鳴子温泉と切込を結ぶ道を走ってきた

2010-11-03 22:36:24 | 宮城県の山
鳴子温泉と「陶芸の里」切込を結ぶ林道~県道を走ってきた。

鳴子や新庄に向かう国道47号は、紅葉狩りに出かける車でかなり渋滞。
JR新幹線古川駅から潟沼(大崎市鳴子)まで1時間半もかかってしまった。

天気は、大崎市古川地区は風の冷たい青空。
それが鳴子に近づくにつれて、暗い雲におおわれ時雨となった。

今日走るのは、「ふるさと緑の道(鳴子温泉―田代―旭コース)」。


(注) コース図の画像は宮城県のホームページから転載。「ふるさと緑の道」は、宮城県政100年を記念して昭和47年に全線約357kmが設定された。   詳細は ⇒ こちら

ここが潟沼。
強い酸性の沼として有名。



ここからが、林道「鳥川線」。

ほどなくして伐採地に出る。

道は、ところどころ大きな水たまりがあるが、林道としてはさほど悪くない。
(一台のセダンタイプの車とすれ違う。父と息子で屏風岩まで行ってきたらしい。「道は大丈夫」と教えてくれた。)


(▲林道に入って間もなくの分岐点付近と屏風岩への道)

ここは、屏風岩。



時雨が強くなってきた。
寒い。
せっかくの景勝もゆっくり眺めることができない。
逆光になっているため、写真もうまく撮ることができない。
(大きなオフロード車とすれ違う。こっちがパジェロミニでは、大きなアフリカゾウ(象)とインドゾウ(象)の子ども程の違いがある。“にらみ(睨み)”をきかされた気分で、道を譲る。)

先に進む。

積み重なった岩に根を張るミズナラやシダの群落はとても美しい。



この景色は、やっぱり凄い。
こういうのを見ることができるので、林道めぐりはやめられない。





 
国見山のふもとで林道「宇土沼線」と合流するが、そちらは昨年走ったので、今回はなし。
これまで見残していた田代高原までの道を走ることが、今回の最大の目的だから。

アレアレ!?

何のこともなく田代高原に着いてしまった。
まったくもって拍子抜け。

気を取り直し、十字路に車を止め、ウロウロと歩き、じっくりと案内標識を確認したりした。


(▲県道最上・小野田線との交差点)

ここから、切込に下る。

陶芸の里の手前の澄川渓谷は、紅葉が盛り。
橋の上に車を止め、ご高齢の方々が眺望を楽しんでいた。




今回は、天気に恵まれなかったものの、それでも十分楽しい林道走りとなった。

※昨年の様子は ⇒ こちら

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