旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

洋式軍艦を作った三浦乾也の焼物を見に

2010-10-16 17:16:36 | 水の道逍遥
仙台市博物館で三浦乾也の焼物展が開催されているので行ってきた。

三浦乾也(みうらけんや 1821~1889)は、幕末から明治にかけて活躍した陶芸家で、仙台藩が我が国で最初の洋式軍艦「開成丸」を建造したときの総棟梁の職にあった人。
(注)「我が国で最初」は誤り。詳細は ⇒ こちら

また、宮城県の伝統的工芸品に指定されている堤焼の初代乾馬の師でもあった。
  ※詳細は、貞山運河事典をご覧ください。 ⇒ こちら
  ※以前の記事「東北陶磁文化館で出会った驚き-三浦乾也」は ⇒ こちら

今回展示されている作品は約20点。
伸びやかで艶と勢いのある彩色の作品に、この人物のひたすら前向きな生き様を想像してしまった。

いつの日にか、貞山運河事典の中で三浦乾也の作品を紹介したいのだが・・・。

●「三浦乾也の焼物」(常設展 コレクション展示室)
  会期:2010年8月31日(火)~11月28日(日)
  場所:仙台市博物館


企画展『新たな国民のたから-文化庁購入文化財展-』も鑑賞してきた。






(▲来館者と伊達武将隊による撮影会:掛け声は「チーズ!!」ではなく「ヅンダモチ(餅)!!」)
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