旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

多摩川周辺の花 春⑪~ジャガイモ、トチノキ、エゴノキ、オオキンケイギク、ヒルザキツキミソウ等

2022-05-12 15:18:45 | 花鳥風月
この花を見るとすぐに思い出す。
食い物にはもちろんのこといつも何かに飢えていた幼いころの自分を。
そしてこの歌も。

   馬鈴薯のうす紫の花に降る
   雨を思へり
   都の雨に
                  石川啄木『一握の砂』



(ジャガイモ(馬鈴薯))


子等が住む家の前の公園には、トチノキやエゴノキが咲いていた。



(トチノキ)


(同)


(同)


(同)


(エゴノキ)


(同)


(ベニバナエゴノキ)
二子玉川ライズ裏の街路樹


トチノキもエゴノキも野山でよく見かける白花と思っていたが、ベニバナのものがあるようだ。
(これらは園芸種)

サイクリングロードとなっている多摩川堤防沿いを歩くと、金色に彩られたエリアが見えてくる。
風にゆらぐその光景は見飽きることがない。
しかし、一帯の草丈が伸びるころには、刈り払わてしまう・・・。
”いっときの栄華”
それでいてたくましい・・・。



(オオキンケイギク)


(ヒルザキツキミソウ)


(ナヨクサフジと山桑の実)



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