話し込んでいるうちについ口から出てしまう言葉がある。
特に、打ち解けた雰囲気での会話の際に出てしまうから、なおさら始末が悪い。
それが“実は、・・・”。
おうおうにして、“実は”に続く内容は、あまり大した事のないものが多いので、取り立てて気にするほどのものではないかもしれない。
しかし、よくよく考えてみればそうではないだろう。
ちなみに国語辞典などによれば、“実は”とは、“打ち明けて言うと、本当は。実際は。”とされている。
かれこれ4年ほど前になるが、株式会社アシスト代表取締役のビル・トッテンさんと数名で懇談する機会を得た。
顔合わせを兼ねたまさに懇談の場であったから、出席者はみな気楽な感じで話を楽しんでいた。
そうした中で、“実は”が出てきた。
するとビルさんは、すかさずこういった。
「ということは、あなたはこれまで嘘つきだったのですか?」と。
くだんの発言者はあまり意識をしないで言ったのだし、その場にいた他のものも気にとめるようなことはなかった。
むろん、その指摘で雰囲気がこわれるようなこともなかったのだが。
しかし、なるほど、指摘されてみれば確かにそうだ。
ビルさんは、日常会話に潜むあいまいな日本語の使い方をヤンワリと注意してくれたのである。
何気なく言う言葉が、何気なく聞いてもらえるうちは良いが、そうとは限らないことがあることも忘れてなるまい。
以来、わたしは“実は”が出そうになったとき、ちょっとこらえて“率直に言わせていただければ”というようにしている。
また、ビルさんのファンを自認している。
・ビル・トッテンさんのコラム(株式会社アシストの公式サイト内) ⇒ こちら
・大阪日日新聞コラム『温故知新』 ⇒ こちら
特に、打ち解けた雰囲気での会話の際に出てしまうから、なおさら始末が悪い。
それが“実は、・・・”。
おうおうにして、“実は”に続く内容は、あまり大した事のないものが多いので、取り立てて気にするほどのものではないかもしれない。
しかし、よくよく考えてみればそうではないだろう。
ちなみに国語辞典などによれば、“実は”とは、“打ち明けて言うと、本当は。実際は。”とされている。
かれこれ4年ほど前になるが、株式会社アシスト代表取締役のビル・トッテンさんと数名で懇談する機会を得た。
顔合わせを兼ねたまさに懇談の場であったから、出席者はみな気楽な感じで話を楽しんでいた。
そうした中で、“実は”が出てきた。
するとビルさんは、すかさずこういった。
「ということは、あなたはこれまで嘘つきだったのですか?」と。
くだんの発言者はあまり意識をしないで言ったのだし、その場にいた他のものも気にとめるようなことはなかった。
むろん、その指摘で雰囲気がこわれるようなこともなかったのだが。
しかし、なるほど、指摘されてみれば確かにそうだ。
ビルさんは、日常会話に潜むあいまいな日本語の使い方をヤンワリと注意してくれたのである。
何気なく言う言葉が、何気なく聞いてもらえるうちは良いが、そうとは限らないことがあることも忘れてなるまい。
以来、わたしは“実は”が出そうになったとき、ちょっとこらえて“率直に言わせていただければ”というようにしている。
また、ビルさんのファンを自認している。
・ビル・トッテンさんのコラム(株式会社アシストの公式サイト内) ⇒ こちら
・大阪日日新聞コラム『温故知新』 ⇒ こちら
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