
2023.07.11(火)高尾山のイワタバコが開花したというので行って見た。
この花は初めて目にする。
天気は良いというより熱中症警報アラートが出るくらい暑い。
我が家族からは「なんでこんな日に?!」と言われたが、タイミングは逃せない。
せっかくなので、これまで歩いたことのない4号路を経て高尾山山頂へ。
その後はあまり人の歩かない道をたどって富士見台、さらに奥高尾の一丁平、小仏城山へ。
そしてまたこれまで興味を持っていた神奈川県側の東海自然歩道を下って千木良(ちぎら)を通過し、相模川に架かる弁天橋を渡って相模ダムに出た。
(晩秋にでもトレーニングを兼ねて逆方向に、相模湖駅~千木良~城山~大垂水峠~(首都圏自然歩道~金毘羅山~入沢山~榎窪山~草戸山~高尾山口のルートを歩いてみたい。)
最後のJR中央本線の相模湖駅までの短い距離は、疲労に加え道路の反射熱もあってけっこう大変だった。

(歩いたコース)
*
JR中央本線高尾駅北口から小仏峠行のバスに乗車(7時12分発 乗場2番)。
平日ともあって、乗客は10人ほど。
蛇滝(じゃたき)口バス停での下車はわたし一人だけ。

(バスを降りて見上げる首都圏中央道)
東日本大震災を宮城県内にいて経験した者として、こういう構造物が巨大地震ではどのように揺れるのだろうかと思っただけで背筋が寒くなってしまった。

(ここを左折)

(蛇瀧水行道場への入り口)
照明があるとはいえ両側の木立に覆われた薄暗い道を一人歩くのは、あまり気分の良いものではない。


(蛇瀧水行道場)
階段側の斜面とその先には、ユキノシタの白い花に交じって紫の小さな花イワタバコが咲き出していた。
しかし、わがカメラ。
(マクロも望遠(50倍ズーム)もレンズ交換なしでこの1台で済むことから、山歩き用としてSonyのCybershot DSC-HX300を使用。)
もともとエラー表示が出っぱなしのポンコツもの。
よりによってここにきて拗ねてしまった。
いくらピント合わせをしようとしても、ボケボケのものにしかならない。
それでも沢山撮ったからにはなんとかなるだろうとスマホの方は使わないで済ませた。
それが甘かった。
帰宅後パソコンに画像を取り込んで拡大したらひどいものばかり。
今後のことも考えカメラを買い替えるべきか?
それともいっそiPhone14 Proにでもしてしまうべきか?

(イワタバコ) イワタバコ科イワタバコ属
和名:岩煙草。岩場に生え、葉がタバコの葉に似ていることに由来。




気を取り直して高尾山山頂を目指す。
誰にも出合わない。
人気のある山もメインコースを外れればこんなに静かと心が落ち着く。

(タマアジサイのつぼみ)


(ケーブルカー山頂駅への分岐)
左側から上がってきた。



(ヤマハッカ?)

(ヤマホトトギス)
このあたりから少しづつすれ違う人数が増えてきた。

(ノリウツギ)

(晩秋の光景が見たい。)

(際立つ光影)

(4号路のみやま吊り橋)

(いろはの森コース分岐手前の休憩地点)
ここでベンチに腰掛けて十分な休憩をとった。


(いろはの森コース分岐)

(ムラサキニガナ)

(樹陰の純白のアジサイ)
かなり人声が聞こえるようになって高尾山のメイン道に合流。
山頂には、蛇口をひねると美味しくて冷たい水が自由に飲める水場があり、これは助かる。
ここまでに飲み終えた600mlを補充できた。
平日でも高尾山はかなり人がいる。
四方から次ぎ次に上ってくる。

ボンヤリ霞んで見えるが左から大山、その手前の大山三峰、一ノ塔~蛭ヶ岳へと続く丹沢山塊、大室山)

(丹沢山塊と右は大室山)

(中央に富士山! 残念、今日は見えない。)

ノンビリ休憩し、次の富士見台に向かう。

(脇道を行く。)
あまり通る人が多くないためか、草木が道にかぶさる。
所々は腰を少しかがめるようにして通過。
富士見台園地の東屋にはわたし一人だった。
ここでもザックをおろして休憩。
3人の年配男性たちが来たので、次に向かうことにした。

(たくさん咲いていたオカトラノオ)

(オオバギボウシ)
花の方より気になったのは葉。
山菜の「ウルイ」を思い出し、むしょうに食べたくなってしまった。

(もうすぐ一丁平)

(タカトウダイ 高燈台)

(イヌバラ)
花びらの形に興味がわいたが、これは虫食いの跡?!

(一丁平)
やはり富士山は見えない。
脇の東屋には誰もいなかったので、ここで昼食休憩。
※今年ある山に行った際に、ロクに休憩しないで、水分やエネルギー補給もおろそかにしたところ大変な目にあった。
その反省から、今日は出がけからきっちり休みながらそれらの補給をしてきた。
次は、小仏城山を目指す。

(大垂水峠への分岐)

(歩いてみたい神奈川県側の関東ふれあいの道)
先日歩いた草戸山~梅の木平方面へ。
赤い線は、今日のコース。

(小仏城山山頂)

(山頂からの眺望)

(相模湖側への降り口)

(これをしっかり記憶して・・・。)
スマホでも撮って・・・。
いよいよ下りの道へ。

(チダケサシ)

(間伐されて明るい杉林)

(山道らしくなってきた~。)
3人とスライド。




(このお地蔵さんは頭部が替えられたか? 足元にこちら向きで頭があるのは意味深。)
途中、ベンチのある場所で紫色のきれいなガクアジサイを眺めながらゆっくり休憩。
そしてほどなくして集落の上部に出た。


(出てきた所)
千木良の交差点に出て、民家の間を弁天橋を目指して下った。

(見下ろす弁天橋)

(弁天島側に渡る橋)
上流側の砂防堰堤から流れ落ちる水を見て、心底涼みたいと思った。

(野良猫保護施設前のヤブカンゾウ)

(旧弁天橋記念史碑)
あらまし:昭和22年相模湖完成。下流の弁天島に観光振興のため地域住民が協力して共有林を売却し吊り橋を完成させた。それが軽量鋼材のため老朽化。県に働きかけを行い、ダム建設に併せて新吊り橋が設置された。

(碑の向かい側の斜面を上がって弁財天にもお参り。)

(弁天橋)
橋を渡ったところには、清掃の行き届いた公衆トイレがあり、そこの水道で顔を洗ってすっきりした。

(ここを上がってきた。)
やっぱり暑い!

嵐山登山口前の東屋で長めの休憩。

(相模ダム堤体からたどってきた方向を眺める。)
相模川の水面近くまで下って上り返しなので、さほど長くはない道ながらもやはり疲れる。
後は舗装道の反射熱に耐えながら相模湖駅に到着(午後2時40分)。
改札を抜けたところで高尾行きの電車が発車してしまった。
ホームで涼みながら午後3時16分の電車待ち。
これはまたこれで良かった。
そして、高尾で立川行きに乗り換えて、JR南武線武蔵溝ノ口~東急田園都市線で帰ってきた。
存分に楽しむことのできた一日だった。
この花は初めて目にする。
天気は良いというより熱中症警報アラートが出るくらい暑い。
我が家族からは「なんでこんな日に?!」と言われたが、タイミングは逃せない。
せっかくなので、これまで歩いたことのない4号路を経て高尾山山頂へ。
その後はあまり人の歩かない道をたどって富士見台、さらに奥高尾の一丁平、小仏城山へ。
そしてまたこれまで興味を持っていた神奈川県側の東海自然歩道を下って千木良(ちぎら)を通過し、相模川に架かる弁天橋を渡って相模ダムに出た。
(晩秋にでもトレーニングを兼ねて逆方向に、相模湖駅~千木良~城山~大垂水峠~(首都圏自然歩道~金毘羅山~入沢山~榎窪山~草戸山~高尾山口のルートを歩いてみたい。)
最後のJR中央本線の相模湖駅までの短い距離は、疲労に加え道路の反射熱もあってけっこう大変だった。

(歩いたコース)
*
JR中央本線高尾駅北口から小仏峠行のバスに乗車(7時12分発 乗場2番)。
平日ともあって、乗客は10人ほど。
蛇滝(じゃたき)口バス停での下車はわたし一人だけ。

(バスを降りて見上げる首都圏中央道)
東日本大震災を宮城県内にいて経験した者として、こういう構造物が巨大地震ではどのように揺れるのだろうかと思っただけで背筋が寒くなってしまった。

(ここを左折)

(蛇瀧水行道場への入り口)
照明があるとはいえ両側の木立に覆われた薄暗い道を一人歩くのは、あまり気分の良いものではない。


(蛇瀧水行道場)
階段側の斜面とその先には、ユキノシタの白い花に交じって紫の小さな花イワタバコが咲き出していた。
しかし、わがカメラ。
(マクロも望遠(50倍ズーム)もレンズ交換なしでこの1台で済むことから、山歩き用としてSonyのCybershot DSC-HX300を使用。)
もともとエラー表示が出っぱなしのポンコツもの。
よりによってここにきて拗ねてしまった。
いくらピント合わせをしようとしても、ボケボケのものにしかならない。
それでも沢山撮ったからにはなんとかなるだろうとスマホの方は使わないで済ませた。
それが甘かった。
帰宅後パソコンに画像を取り込んで拡大したらひどいものばかり。
今後のことも考えカメラを買い替えるべきか?
それともいっそiPhone14 Proにでもしてしまうべきか?

(イワタバコ) イワタバコ科イワタバコ属
和名:岩煙草。岩場に生え、葉がタバコの葉に似ていることに由来。




気を取り直して高尾山山頂を目指す。
誰にも出合わない。
人気のある山もメインコースを外れればこんなに静かと心が落ち着く。

(タマアジサイのつぼみ)


(ケーブルカー山頂駅への分岐)
左側から上がってきた。



(ヤマハッカ?)

(ヤマホトトギス)
このあたりから少しづつすれ違う人数が増えてきた。

(ノリウツギ)

(晩秋の光景が見たい。)

(際立つ光影)

(4号路のみやま吊り橋)

(いろはの森コース分岐手前の休憩地点)
ここでベンチに腰掛けて十分な休憩をとった。


(いろはの森コース分岐)

(ムラサキニガナ)

(樹陰の純白のアジサイ)
かなり人声が聞こえるようになって高尾山のメイン道に合流。
山頂には、蛇口をひねると美味しくて冷たい水が自由に飲める水場があり、これは助かる。
ここまでに飲み終えた600mlを補充できた。
平日でも高尾山はかなり人がいる。
四方から次ぎ次に上ってくる。

ボンヤリ霞んで見えるが左から大山、その手前の大山三峰、一ノ塔~蛭ヶ岳へと続く丹沢山塊、大室山)

(丹沢山塊と右は大室山)

(中央に富士山! 残念、今日は見えない。)

ノンビリ休憩し、次の富士見台に向かう。

(脇道を行く。)
あまり通る人が多くないためか、草木が道にかぶさる。
所々は腰を少しかがめるようにして通過。
富士見台園地の東屋にはわたし一人だった。
ここでもザックをおろして休憩。
3人の年配男性たちが来たので、次に向かうことにした。

(たくさん咲いていたオカトラノオ)

(オオバギボウシ)
花の方より気になったのは葉。
山菜の「ウルイ」を思い出し、むしょうに食べたくなってしまった。

(もうすぐ一丁平)

(タカトウダイ 高燈台)

(イヌバラ)
花びらの形に興味がわいたが、これは虫食いの跡?!

(一丁平)
やはり富士山は見えない。
脇の東屋には誰もいなかったので、ここで昼食休憩。
※今年ある山に行った際に、ロクに休憩しないで、水分やエネルギー補給もおろそかにしたところ大変な目にあった。
その反省から、今日は出がけからきっちり休みながらそれらの補給をしてきた。
次は、小仏城山を目指す。

(大垂水峠への分岐)

(歩いてみたい神奈川県側の関東ふれあいの道)
先日歩いた草戸山~梅の木平方面へ。
赤い線は、今日のコース。

(小仏城山山頂)

(山頂からの眺望)

(相模湖側への降り口)

(これをしっかり記憶して・・・。)
スマホでも撮って・・・。
いよいよ下りの道へ。

(チダケサシ)

(間伐されて明るい杉林)

(山道らしくなってきた~。)
3人とスライド。




(このお地蔵さんは頭部が替えられたか? 足元にこちら向きで頭があるのは意味深。)
途中、ベンチのある場所で紫色のきれいなガクアジサイを眺めながらゆっくり休憩。
そしてほどなくして集落の上部に出た。


(出てきた所)
千木良の交差点に出て、民家の間を弁天橋を目指して下った。

(見下ろす弁天橋)

(弁天島側に渡る橋)
上流側の砂防堰堤から流れ落ちる水を見て、心底涼みたいと思った。

(野良猫保護施設前のヤブカンゾウ)

(旧弁天橋記念史碑)
あらまし:昭和22年相模湖完成。下流の弁天島に観光振興のため地域住民が協力して共有林を売却し吊り橋を完成させた。それが軽量鋼材のため老朽化。県に働きかけを行い、ダム建設に併せて新吊り橋が設置された。

(碑の向かい側の斜面を上がって弁財天にもお参り。)

(弁天橋)
橋を渡ったところには、清掃の行き届いた公衆トイレがあり、そこの水道で顔を洗ってすっきりした。

(ここを上がってきた。)
やっぱり暑い!

嵐山登山口前の東屋で長めの休憩。

(相模ダム堤体からたどってきた方向を眺める。)
相模川の水面近くまで下って上り返しなので、さほど長くはない道ながらもやはり疲れる。
後は舗装道の反射熱に耐えながら相模湖駅に到着(午後2時40分)。
改札を抜けたところで高尾行きの電車が発車してしまった。
ホームで涼みながら午後3時16分の電車待ち。
これはまたこれで良かった。
そして、高尾で立川行きに乗り換えて、JR南武線武蔵溝ノ口~東急田園都市線で帰ってきた。
存分に楽しむことのできた一日だった。
暑い中、長距離を歩かれたんですね。
私もイワタバコが気になっていはいるのですが、暑くて出られずにいます。
早くしないと終わってしまいますね。
(いろはの森コース分岐)近く?のお花は、ムラサキニガナでしょうか。
色が綺麗で、見るたびに撮ってしまいます。
ハイ、ムラサキニガナでした。
イワタバコは、ここ3~4日が良いタイミングかと思います。初めて見る花なので、興味深々でした。
なので、蛇瀧水行場をよく見ることなくスルーしてしまい不遜だったと後悔しています。