旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

「仙台藩の江戸廻米と北上川舟運」と宮戸島

2014-06-14 22:16:34 | 水の道逍遥
「仙台藩の江戸廻米と北上川舟運」をテーマに講演会があったので、参加してきた。

会場は、東松島市の小野市民センター。
主催は、東松島市郷土史友の会。
講師は、石巻千石船の会 会長 邊見清二 氏

邊見氏の長年にわたる調査研究の膨大な成果が、配布資料の数々の字句に凝縮され、見る者を圧倒する。
仙台藩領は、現在の岩手県北上市(展勝地)~釜石市平田・唐丹の境、南は福島県新地町まであった。
ここから産出された仙台藩の江戸廻米量は、全国諸藩のうち最大だったとのこと。

1時間半よどみなく講師は説明してくれたが、とにかく資料内容のボリュームがあまりに大きい。
後でジックリ拝読したいと思っている。










講演会に参加する前に、宮戸島を歩き回ってみた。
この島には見所が多数ある。
ウオーキング(特にノルディック)やトレッキングには最適の島だと私には思える。
いずれマップにして紹介したいと考えているのだが・・・。

東日本大震災被災者の住宅移転用地造成、海岸護岸の整備などが、いたるところで盛んに進められている。
震災からの復興が加速してきたと実感。



▲里浜漁港


▲里浜漁港から見る大高森


▲さとはま縄文村歴史公園の入口にあった案内板
(朽ちかけているがこの絵には、島の活性化のためのヒントが詰まっていると思う・・・。)


▲さとはま縄文村歴史公園を眺望


▲メカル崎と蛤浜への分岐点に立つ小さな社
 ※メカルとは、「ワカメ」の意。


▲社


▲大浜から入る唐船番所跡への道脇にあるお堂(中央に坐するのは不動明王)


▲鮫ヶ浦側へ抜ける隧道


▲鮫ヶ浦(彼方に石巻港と工場群)


▲隧道を戻ってきたら目の前に出てきたタヌキ
(こちらと目を合わせても逃げずに、餌を食べていた。毛も抜け落ち、かなりやせている。)


▲室浜の鹿嶋神社(この裏には被災者移転住宅用地が造成されている。)


▲室浜から眺める嵯峨渓遊覧船(唐船番所跡の下付近を航行中)


▲整理途中のマップ

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