荘子の斉物論(さいぶつろん)篇の中に「朝三暮四」というものがある。
その内容は、次のようなもの。
-こういう話がある。猿まわしの親方が猿どもに茅(とち)の実を分けてやろうとして、「朝に三つ、暮れに四つでは、どうか」と相談した。すると猿どもは腹をたてて「それでは少なすぎる」といった。そこで親方が「それなら朝に四つ、暮れに三つでは、どうかね」といったところ、猿どもは大喜びをしたという。-(森 三樹三郎著『老子・荘子』講談社学術文庫から原文引用)
1月4日から通常国会が始まった。
安倍内閣と国民のその向き合い方に、この“朝三暮四”をふと思い出してしまったが・・・。
<補記>
原文抜粋:曰、狙公賦茅曰、朝三而莫四。衆狙皆怒。曰、然則朝四而莫三。衆狙皆悦。
出典:『荘子 上』 池田知久著 講談社学術文庫
その内容は、次のようなもの。
-こういう話がある。猿まわしの親方が猿どもに茅(とち)の実を分けてやろうとして、「朝に三つ、暮れに四つでは、どうか」と相談した。すると猿どもは腹をたてて「それでは少なすぎる」といった。そこで親方が「それなら朝に四つ、暮れに三つでは、どうかね」といったところ、猿どもは大喜びをしたという。-(森 三樹三郎著『老子・荘子』講談社学術文庫から原文引用)
1月4日から通常国会が始まった。
安倍内閣と国民のその向き合い方に、この“朝三暮四”をふと思い出してしまったが・・・。
<補記>
原文抜粋:曰、狙公賦茅曰、朝三而莫四。衆狙皆怒。曰、然則朝四而莫三。衆狙皆悦。
出典:『荘子 上』 池田知久著 講談社学術文庫
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