人によりセンスは違います。何気なく物を選ぶ時などにも、センンスのある人は、自然に良い物を選んでいます。逆にセンスの悪い人は、どうも選択基準がまちまちなような気がする。したがって、理由を本人に聞くと思わぬ解答だったりするものです。センスとは好きな物・嫌いな物を選別し、振り分ける感覚だと思います。つまりその人の価値観や、美的基準そのものではないでしょうか？
それでは、アイデアはどうでしょうか？これも、ひたすら閃くのを待っていたら、時間がいくらあっても足りません？つまり、アイデアは論理的に考える能力ではないでしょうか？
デザインワークは、100％の好条件は殆どありません、常に問題解決の連続です。ここは問題有りだなぁ～さてどうするか？
こうするか？するとこっちが問題？う～ん、
それではこうするかぁ～！？
だいたいは、こんな作業の連続です。
従って問題点が無くなるとある意味デザイン作業は完了です。
その際、合格のスタンプを押してしまうと、問題点は見えなくなります。
しかし、数日立ってから問題点に気がつくことも良くあります。
つまり自分のセンスで善し悪しを決めるので、気に入った個所ばかり見てしまい、気になる所を無視しようとする傾向があるのも事実でしょう。
とにかく、物を作る作業は基準を絶えず厳しく管理し一定に保つこと。
尚かつレベルアップを心がけないと、簡単にマンネリ化傾向に落ち入ります。
センスやアイデアは一生学ぶべき物だと言う事でしょうか。