デザイン遊び

人と人のコミュニケーションを
スムースにするデザイン

シンボライズデザイン!?

2013年09月26日 | 日記

デザインではシンボライズ表現する場合があります
あるモチーフを象徴的に表現したり
ある瞬間を印象的に表すものであり
あくまでも感覚的に
見た人に訴えかけるものです
ここでもデザインの4要素を考えます
強調するために
色をよりインパクトのある物にしてみる
形を思い切った変形を試みる
モチーフに今迄に無い素材感を与えてみる
従来の機能には無かった機能にしてみる
もちろんデザイン4要素を複合することもあります
ところがシンボライズする事は簡単そうで
実は非常にデザイン的には難しいものです
いろいろやってデザインしたが
思わぬ受け止め方をされ
まったく意向が伝わらない事はしばしば起こります

このごろ日本各地にユルキャラと称して
ご当地のシンボルキャラクターとして
さまざまなデザインが制作されています
それぞれの地方の特徴を織り込んでの
キャラクターデザインがされていますが
いまいちシンボライズの観点からすると
特徴の理屈付けキャラクターが多い気がします
聞かなければわからない用な物では
いかがなものでしょうか
本来日本人は凝縮して表す事が得意だった筈
それは昔のお店の看板など非常に
すぐれたシンボライズデザインが多く有ります
やはりイージーな物まねや駄洒落などでは
およそシンボライズデザインとは違う物です

優れた商品は優れたデザインを生む!?

2013年09月19日 | 日記


デザインワークをする場合
伝えなくてはいけないテーマが必ず有ります
テーマによってはそれに相応しい素材が
決まってしまうときが有ります
素材があるから後は大きさや
トリミング方法を考えればよいかというと
そうも行かないのがデザインワークです
たとえば商品広告等の場合
売りたい商品の写真は絶対条件でしょう
しかしその商品の魅力を充分
つたえなければ意味がありません
そんな時は商品を充分観察して
最高に美しいビューポイントを探したり
その商品にふさわしい利用シーンや
利用者の姿をイメージします
つまりユーザーサイドに立った目線が重要です
いままではメーカーサイドの押し売り的
コミュニケーションが多かったのですが
いまはそれでは共感してもらえません
視覚的にどんなに装飾して
魅力がない商品はまったく売れません
なぜならば情報化社会の今日
ユーザーの商品知識も非常に豊富です
無理矢理のセールスポイントでは
お客のハートはキャッチ出来ません
より確かな優位性をもたないものは
所詮どんなに広告しても
認めてもらえないものです
見た目だけを装飾する事がデザインだと
考えている人もまだ多い気がします
ある外国のデザイナーが魅力の無い商品は
私は広告しないと言い切った事を思い出して
確かにそうだと思います
優れたデザインは優れた商品からうまれる
とも言えると思います

アイディアとは化学反応的なもの!?

2013年09月06日 | 日記


単語のしりとりゲームは楽しい物です
誰しも経験は有るのではないでしょうか?
連想する時に最後の一文字をもとに
考える訳ですがひらがなやカタカナを
イメージして連想するのが普通ではないでしょうか
でも漢字やアルファベットで置き換えて
発想したらどうでしょうか?
案外いつもとは違う刺激になって
新しい答えがみつかるかもしれません
発想する場合いつも
同じ思考回路を使っていては
変わりばいしないものです
頭の中の記憶もきっと様々な
スタイルに分類されて保管されているのでしょうが
それらは思わぬ刺激によって
ユニークな発想が出てくる事があります
それはきっと化学反応みたいなものでしょう
色々考えたあげくぼんやりしていると
いきなり鮮明にイメージが出てくる時は
何かが反応した時ではないでしょうか?
いわゆる閃いた瞬間でしょう
ぼんやりしていたイメージが鮮明な形に
なって突然 閃くのは
必ず何かの刺激が合った筈です
その刺激は色や形や材質や機能ではないだろうか
意識的に色を変えたり
形に刺激を与えてみたり
何気なく材質を変更してみると
アイディアがスパークしたりする
これらの反応を意識的にコントロール出来ると
アイディアの展開がスムースかつ
柔軟に出来るのではないだろうか!?