デザインではシンボライズ表現する場合があります
あるモチーフを象徴的に表現したり
ある瞬間を印象的に表すものであり
あくまでも感覚的に
見た人に訴えかけるものです
ここでもデザインの4要素を考えます
強調するために
色をよりインパクトのある物にしてみる
形を思い切った変形を試みる
モチーフに今迄に無い素材感を与えてみる
従来の機能には無かった機能にしてみる
もちろんデザイン4要素を複合することもあります
ところがシンボライズする事は簡単そうで
実は非常にデザイン的には難しいものです
いろいろやってデザインしたが
思わぬ受け止め方をされ
まったく意向が伝わらない事はしばしば起こります
このごろ日本各地にユルキャラと称して
ご当地のシンボルキャラクターとして
さまざまなデザインが制作されています
それぞれの地方の特徴を織り込んでの
キャラクターデザインがされていますが
いまいちシンボライズの観点からすると
特徴の理屈付けキャラクターが多い気がします
聞かなければわからない用な物では
いかがなものでしょうか
本来日本人は凝縮して表す事が得意だった筈
それは昔のお店の看板など非常に
すぐれたシンボライズデザインが多く有ります
やはりイージーな物まねや駄洒落などでは
およそシンボライズデザインとは違う物です