デザインを作る時、自然と制作者好みの作品になりがちです、
したがって注意しないと、デザインはすぐマンネリ化します。
デザインも料理と同じで、いつも同じ素材ばかりでは、似たよう
な物しか出来ないの当然です。
さりとて、毎回、斬新なものを生みだことは、至難の業です。
そこで新しい物を創りだすのにはどうすればよいのだろうか?
料理と同じように使う素材を新しいものを選ぶようにすると良い
気がします。しかし、現在デザインは、パソコン作業が主流です
そのため新しい素材は、めんどうなスキャニングしてパソコンに
取り込まなくてはなりません。そのためか、パソコン導入初期は
やたら素材集がもてはやされ、似たようなデザインが反乱しました。
現在、さらに多くの素材が反乱し、便利と言えば便利なのですが、
素材をただ並べるだけの冷凍食品化して来ています。
これでは、見た目だけの料理となり味気ない物となってしまいます。
パソコンは便利で優れた機能性がありますが、人を感動させるのは
やはり、人間の感性を刺激する物がなくては無理でしょう。
プロの料理人は素材を知り尽くして、その中から素材の魅力を
最大限に引き出すといわれています。
やはり日頃から、さまざまな素材を実際の手で振れて、感じて
いろいろ確かめてみる事が重要な事だと思います。
そのためには、さまざまな刺激を肌で感じ取れる、するどく
繊細な五感を磨く事が大切なのではないでしょうか!?