天気もしばらく悪そうなのでバイク小屋で苦手で嫌いなタイヤ交換をする事にした。
今回新調したのはIRC(井上ゴム)のGP21/22 、値上げ直前のタイムセールで前後2本で1万円(送料込)ちょっとで買えた。現在既に3割ほど値上げしており世の中何でも物価高なんだと実感。
装着されていたタイヤはダンロップTRAIL MAXで同じくデュアルパーパスだが性能も見た目もオン寄りで経年劣化で固いしヒビ割れもしていた。こんな状態で良くぞキャンプに行ったものだと自分にあきれる。
対しGP21/22は4対6のオフ寄りで見た目もジェベルに合う。
ところでフロントがGP21でリアがGP22だがなぜ型番が違うのか分からない。
フロントからタイヤ交換に着手した。
ビードブレーカーでビード落としてまずチューブを外すと前オーナーの情報とおりまだ新しい。なぜ一緒にタイヤも交換しなかったのか不明だ。
フロントタイヤはホイールを基準に外内の順番で外した。ちなみにリアタイヤは外外で外す予定だ。
新しいタイヤにビードワックスを塗り方向性を確認しバルブ位置にマーカーを合わせチューブを入れる。
ここまで順調だったがチューブのバルブがホイールの穴になかなか入らない。
幅が狭くそして不器用だから上手くいかない(汗)。
片側だけ入れたタイヤを外し今度はチューブ、タイヤの順番に作業する。
タイヤレバー3本使って組み込み終了し空気を入れる緊張の瞬間がやって来た。
あれ〜電動コンプレッサーの数値がゼロのままで上がらない。嫌な予感がする。
またタイヤをホイールから外してチューブの空気漏れをバケツに水を溜めて確認すると泡が出てパンク確認!(冷や汗)。
細心の注意を払ったつもりが、タイヤレバーでチューブをホイールに噛んでしまったのだろう。
きれいだったチューブをパンク修理し空気漏れないかチェックする。ほんと落ち込む。
気を取り直し今度はチューブに少し空気を入れタイヤにはめることにする。
不器用だから同じ方法だとまた失敗するのは確実だ。
今度はチューブの位置が指で確認しやすくチューブを避けながらタイヤレバーでタイヤを装着していく。
またエアーコンプレッサーをONにする緊張の瞬間再到来だ。
数秒間ゼロのままで焦ったがほどなくして規定値の1.9kgまで上昇。しばらくそのままで数値に変化が無いか観察しホッとする。30分後にまた空気圧を確認し無事タイヤ交換終了となる。
今日のエネルギーは使い果たしたのでリアタイヤ交換は後日とする。
一昨年はチューブレスタイヤ交換で爆発ビード上げに挑戦したがバイクのチューブ交換なんて何十年ぶりだろう。
学生時代のカワサキ250SS以来でないだろうか?
〔今日のポイント〕
少しチューブに空気を入れ膨らませる。
チューブのタイヤ内の収まりも良くレバーで噛む可能性も下がる。
バルブも穴に通しやすい。
=メモ=
IRC 2.75-21 GP21 4.10-18 GP22
方向性あり