愛用のSONYネットジュークNAS-D55HDのCDが「ディスクがありません」のエラー表示で楽曲再生出来なくなってしまった。
2004年から2008年にかけて発売されたネットジュークというこのシリーズ、HDD搭載でネットワーク対応でDLNAクライアントやサーバー(機種による)と今を先取りした製品で根強い人気がある。
オーディオというより中身はLinuxベースのPCそのものでその気になればファームウェアを解析し書き換えも⁈
分解・組み立ては簡単ではないがカスタマイズしやすいのも人気の秘密だ。無論、自己責任!
さてこの症状を解消すべくローディング対応のCDクリーナーでもダメで分解してピックアップレンズをクリーニングしたが同様で完全にCDROMが故障している。
実はもう1台NAS-M75HDのネットジュークが別の部屋にあるが
S-MASTERアンプ搭載で正常品なので部品取りしたくない。
今回故障のCDROMドライブはTEACの CD-5010A でこのシリーズに広く使われている。
SONYなのにTEACなのだ。
このCDROMのバスはATAで無くIDEでこの型番の新品は手に入らないだろう。他のIDEのCDROMで代用できるかもしれないがシステム側で型番認識してると使えない。
あとピックアップレンズだけ購入して交換の選択肢もあるが装着前のハンダ吸い取りとか取り付け作業も面倒だ。
やはりCDドライブが生きてそうなジャンクを探す事にする。
余談だがHDDが壊れるとPCみたいにリカバリー領域もリカバリーディスクも無いから復活不能となる。
だからSSDへ容量増設兼ねて換装するのがトレンドとなっている。
古い機種でいつ壊れてもおかしくないので自分もその予定だ。
分解はネジ数が多くて大変だ。
しかもインチねじとミリねじが混在している。
外した順番にグループ化し台紙にメモして貼っていく。
抜くケーブルやコネクターも結構あるが組み付けで迷う事は無い。
ただフレシキブルケーブル(略フレキ)は頻繁に抜き差すると消耗するので注意が必要だ。
なおCDドライブは底面にレイアウトされているため筐体と基板と殆ど分解する事になる。
HDDだけなら上面のシャーシと基板を外せば良いので比較的楽だ。
→ SSD換装へと続く
※分解等は全て自己責任です。