ここ数日連続して、スーパーで枝豆を買って食べています。ようやくお安くなってきました。中身もしっかり詰まっていておいしいです。
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「ビールに枝豆」といえば夏の風物詩、のように思われがちですが、俳句の世界では枝豆は秋の季語になります。まだまだ暑いですが、暦の上では秋ですよという、ちょうど今ぐらいの時候に、旬を迎えておいしくなります。
このように、いかにも夏らしい風情のものも、調べてみれば秋の季語、というものは他にもあって、「朝顔」や、「西瓜」などもそうです。秋の季語なのです。
「枝豆」を詠んだ俳句を一句紹介します。武雅さんというのはお笑い芸人のドランクドラゴンの塚地さんの俳号です。枝豆をつまみにビールを飲んで気が大きくなり、大言壮語している様子が、いささかユーモアを交えて描かれています。句の中に「ビール」を入れてしまうと、「ビール」は夏の季語でありますのでよくありません。その点この句はよくできていると言えます。