チャン・フン監督といえば、おなじみ「義兄弟」の監督さん。
ドンちゃんが、義兄弟の制作報告会で、言っていたエピソードを思い出します。
「義兄弟」を51対49(の割合)で断ろうと思っていたのに
監督に会って。お話をきいていて。その日のうちに『やります』と言ってしまった。
その話を聞いてからというもの、ryukaはチャン・フン監督に興味がわいてしまいましたっ
監督ってどんな人なんだろ~~~
で。別府映画祭(昨年4月)で直接監督のお話を伺う機会もあり
ますます魅力を感じて、次の映画を韓国にまで
見に行ってしまったわけなんですが
もうあれから1年以上経ちました。
そんな映画『高地戦』(2011年7月韓国公開)が
やっと昨日、日本公開となったので早速シネマートへ観に行ってきました~
戦争映画というと、難しいように感じ、あまり観たいと思う方ではないのですが
コレは別。
チャン・フン監督の映画だし~
別府の映画祭シンポジウムで聞いた話も面白かったから、
「観たい」そう思ってしまったんですね
そして。
監督の映画はきっと面白いに違いない
まんまとその安心感・期待も裏切ることはありませんでした~っ。
素晴らしい!
2時間飽きることなく、引き付けられました~~っ。
韓国で見たときは、言葉もわからないのに、すごく心が動いて
日本で公開したら、ぜひ観たい~と思っていたんですが
改めて字幕がつくと理解が深まって、意味もわかったりして(笑)良かったです!
でも、字幕がなくてもあれだけ伝えられるんだから
監督の手腕なんだろうか? 俳優の演技もまた素晴らしかったです。
スケール感が大きく、目を覆いたくなるシーンもあるんですけど
よくこんな撮影できたよな~っと
チャン・フン監督の偉大さを益々感じてしまいましたった
ストーリーも、とてもわかりやすい。
そして。義兄弟で出てくるベテラン俳優さんが、3人もいて、親近感(笑)
ドンちゃんの次なる映画を観るのはまだ少し先なんでしょうけれど、
いい作品で、ステキなドンちゃんに早く会いたい!!
やはり、いい作品を観ると。そんな風にドンちゃんが恋しくなったりして
しまいます。
ドンちゃん。期待していますよ~~~~
フフ
以前。別府の映画祭でのシンポジウムでチャン・フン監督がおっしゃっていた内容を
もう一度記載してみます。
1950年に朝鮮戦争がはじまり1953年に休戦協定を結ぶまでのその3年間。何があったのか。
休戦協定のための会議を進行する一方で戦わなければならなかった兵士たち。。。
この映画「高地戦」が他の戦争映画と何が違うのか。ひとつは「山」も主人公であるということ。
高地(山)で戦う兵士たち。山もまた人と同じように戦争を通して変わっていく。
「どうしてこの映画を撮りたいと思ったのか。」
という質問に対し、監督は「戦争をどのように見るのか。どのように受け止めるのか。そのことについて原作者と共感できたからだ。」とおっしゃっていました。
「JSA」の作家が原作者とのこと。
う~む。
「今撮らなければと思った。」
チャン・フン監督が撮りたかった戦争映画。
チャン・フン監督が伝えたかったこと。この映画を観ると伝わってきます~
興味ある方はよかったら観てみてくださいね~