映画「黒い司祭たち」(監督:チャン・ジェヒョン、制作:映画社ZIP、配給:CJエンターテインメント)で司祭として戻ってきたカン・ドンウォンの変身に注目が集まっている。
「黒い司祭たち」は危険に直面した少女を助けるためにミステリアスな事件に立ち向かう二人の司祭のストーリーを描いた映画だ。「チョン・ウチ 時空道士」の悪童ヒーロー、「義兄弟~SECRET REUNION」の南派工作員、「群盗:民乱の時代」の民を苦しめる武官、そして「世界で一番いとしい君へ」での若い父親まで、多様な演技変身で韓国映画を引っ張ってきたカン・ドンウォンが今回は司祭に扮した。
カン・ドンウォンはメロ、スリラー、ファンタジー、アクション、ドラマなど、ジャンルを問わずに活躍している。修飾語など要らない韓国最高のスター俳優として毎度新しいキャラクターを演じてきたカン・ドンウォンが「黒い司祭たち」で皆に反対され、疑われつつも危機に陥った少女を助けようとするキム神父(キム・ユンソク)と共にするチェ輔祭役で再び大胆な演技変身を図り、観客の心を鷲づかみにする予定だ。
彼の演じるチェ輔祭はラテン語、ドイツ語、中国語も流暢に話せるほど明晰な頭脳をもちながらも勉強には興味をもたない神学校の学生だ。お酒、カンニング、塀を越えるなど、校則を破るのが日常生活であるチェ輔祭は、自分の意志とは関係なく、皆に避けられるキム神父の輔祭として選ばれ、彼を手伝って監視する任務を果たすことになる。時にはわがままに見えるほど明るいが、その裏には深い傷を抱いているチェ輔祭。可愛く純粋な一面をはじめ、キム神父と共にすることで次第に混乱に陥り、成長していく姿まで、カン・ドンウォンはチェ輔祭役を多彩な演技で表現し、深い印象を残す。
それだけではなく、司祭役を演じるために5日間江原道(カンウォンド)で実際のカトリックの神父と一緒に過ごしながらキャラクターについて分析し、ラテン語の台詞を数え切れないほど練習を繰り返したカン・ドンウォンは「神学校の神父になるためにやるべきことを学び、怖くなった。『果たして僕がこの大きな荷を背負うことができるだろうか』と悩んだ」と伝え、彼の悩みと努力によって誕生したキャラクターへの期待を高める。
さらに「チョン・ウチ 時空道士」に続き、6年ぶりに再び息を合わせたキム・ユンソクと緊張感を形成するカン・ドンウォンは強い意志と信念をもつ“キム神父”とは違い、ときには振り回され、怯えて疑う若い司祭の姿を繊細な演技で表現し、観客から共感を得ると期待されている。
「黒い司祭たち」は11月5日に韓国で公開される予定だ。
またもや、たくさん努力したドンウォン君
はい、ワタシのココロも。鷲づかみにされる予定です
楽しみだ