山梨県での単身赴任生活も8ヶ月が終わろうとしています。
まだまだ山梨では寒い日が続いていますが、地元の方曰く、今年は特別だそうです。
そんな中、ワイナリーを巡りながら、美味しいワインをいただいています。山梨県内には約80ものワイナリーがあります。オートメーションで瓶詰めをする大きいワイナリーから、一本一本手作業で瓶詰めする小さなワイナリーもあります。大きい資本のワイナリーは企業としてワインの製造研究を行っていますので、とても美味しいワインを作っています。コンクールで史上初の最高金賞連続受賞といったワイナリーもあります。では小さなワイナリーはどうかというと小さなワイナリーごとにいろいろな研究を行っていて醸造担当者も三代目の若旦那といったワイナリーも少なくありません。゜
さて今回は大げさに「幻のワイナリー」と銘打ちましたが、どこが幻なのかというと「ロプノール」のようにさまよえるワイナリーではなく、「売っていない」正しくは「買うことが難しい」「入手することが困難」というワイナリーです。
さて、幻のワイナリーは「八幡ワイナリー(正しくは㈱八幡洋酒)」さんです。どの辺が幻かというと、①一般の小売店で販売していない、②月二回だけワイナリーで販売している(日にちは決まっていない)」、③当然インターネット販売はない。などです。実はもともとブドウ生産農家が集まって自分たちが飲むワインを作ることを目的として会社を設立したとのことです。ですので、余った分を一般の私たちにお分けいただけるとのことです。
工場長さんにお話を伺いましたが、山梨大学の醸造学の先生に指導を受けておいしいワインを醸造しているとのことでした。
さて、肝心の味はというと、「甲州」と「デラウェア」の二種類だけなのですが、「甲州」は辛口で香りもよくおいしかったです。「デラウェア」も辛口で独特の香りでスーッと飲めました。
また、3月のワイナリーが開いている日に出かけるつもりです。
【大谷石の倉庫はもともとは穀物倉庫だったそうです。】
【幻のワインはここで作られています。】