介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

社会福祉学をこえると何があるのか?

2008-03-20 11:16:34 | 社会福祉
【社会福祉のわかりにくさ】
ここのところ
「社会福祉学」のことなら「何でもあり」
という楽なスタンスになりました。

このブログの
「社会福祉学」をこえて
というカテゴリに含まれてる最近の記事には迷走のあとが残っています。

これまでの「社会福祉」は、
・専門家だけのもの(法律の解説など)
・東京からの指示を実行するもの(全国課長会議や沢山の通知)
だったから
普通の生活にはなじみは無く、他の分野の研究者からも協力を得られなかった。

【新入生には】
4月に入学する新入生には、私の考えや疑問をいきなり押しつけるのはどうかと思われます。

ホームページの
「社会福祉概論」にプログラム案を示していますが
ある程度(社会福祉学部で継続されてきた)常識的なラインで進めます。
→このブログでは、「福祉を学ぶ」のカテゴリにいれることにします。

【こえた先は?】
社会の常識
人々の暮らしの実態
それぞれの地域の文化や自然
関連する専門分野からの学び

こういったことを念頭に
これからの社会変革の討論素材となりうるような「社会福祉学」
とは何か?

私に残された時間は少ないのです(4月に67歳になります)が
これまで、北海道や北陸でも考えながら十分整理できなかったことを、最後の職業生活となった鹿児島では可能となる予感がごく最近してきました。

【この半年影響を受けた先人の研究とアイデア】
←おおむね、このカテゴリに入れているものから目次的にあげました。

・野口悠紀雄 日本社会の閉塞の根本原因を1940年からの官僚制の強化に求める。
・京極高宣 経済学の立場から広く社会福祉や社会保障の意義を訴えている。

*三嶋亜紀子 ソーシャルワーク(社会福祉の技術的側面)では諸理論が並存のまま、と学説史を追って問題提起している。
*細川瑞子 知的障害の後見制度の原理を掘り下げる(講読中)
*高木邦明 知的障害を例に、研究方法を教わる。(講読中)
*二木 立 医師であり、医療経済を長年研究されている(講読中)
→これらの先生方は、別のカテゴリ(福祉を学ぶ、成年後見、医療)

・岩田靖夫 哲学 何故人は世の中に貢献しなくてはならないか?
・堂免信義 理学+経済学(独学) 赤字財政のからくり
・大井 玄 医師 「つながりの自己」の提言
・鳥越ひろ之 文化人類学 サザエさん的地域社会論
・水無田気流 詩人+社会学 世代論(失われた若い世代)

【BLOG世界】
ブログを知って、多くの知識と人生を教わりました。
とくに、ブロガーであり、リアル世界でもお会いしたかたが増えているのはうれしいです。
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