【「環境と福祉」の統合】
少し前になりますが
「環境と福祉」の統合
という本のことを紹介しました。
(広井良典編、有斐閣。2008年)このブログ、2008年4月06日。
社会保障論、ケア学などから、「環境と福祉」を統合的に把握して、「持続可能な福祉社会」という概念に達した広井教授(千葉大学)が、その具体的な内容を一冊の本にまとめました。
【ケアレベルからグローバルレベルまで】
「環境と福祉」を . . . 本文を読む
【問21の回答】
問21は、2008年国家試験の「地域福祉論」から。(通し番号「問題32」)
選択肢1 ノーマライゼーションが公式の政府文書で用いられたのはたしかデンマークか。
選択肢2 自立生活運動は、アメリカのカリフォルニア大学が起源。
選択肢3 コミュニティケアは、イギリス。
選択肢4 ソーシャルインクルージョンは、これでよさそうだが。
*起源は、フランス、イギリスなどヨーロッパ。 . . . 本文を読む
富山県で高校までを過ごし
東京での大学生活と社会人としての生活
東京にいることは、日本各地の人と会うこと
若い時期はそこから「日本」を理解した。
30歳代と60歳代に
故郷に近い金沢で働き
北陸が自分の原点であることを確認した。
1979年からのドイツ滞在は
世界から日本を考える機会を与えた。
今日は、アメリカ。
写真は、1990年、ニューヨークに2週間いたときのもの。
ニューヨーク市立大 . . . 本文を読む
【ケアという思想】
岩波書店から
『ケア その思想と実践』というシリーズ全6巻が刊行され、
その第1巻『ケアという思想』
について、紹介しました。
このブログでは、
2008.04.22 大熊由紀子(冒頭の論文)
2008.04.23 浜田 晋 (最後の論文)
を紹介しました。
きょうは、
「逆転の思想ー問題だらけの出発」p107-p124です。
著者の、向谷地 生良(むかいやち いくよし) . . . 本文を読む
【問20】
は、2008年国家試験問題の「社会学」から。(通し番号「問題59」)
社会調査の倫理に関する問題。
個人情報の保護などの時代の流れから重要なテーマになってきました。
「社会福祉原理」や「介護概論」の職業倫理や
「社会福祉援助技術」の社会福祉調査法
などでも扱われるテーマです。
さて、4つの選択文ですが・・
A 「常に」と念を押していますが・・ ×
B 「調査対象者の求めに追う . . . 本文を読む
【社会保障への法律学的な接近】
社会保障の分野では、包括的な学会がない。
しいていえば、『日本社会保障法学会』という法律学の専門家による学会がある。
法律学という性格から、扱うテーマには立法論や政策が目立っている。
このほど、届いた学会誌『社会保障法』23号(法律文化社から市販されている。214ページ、3300円+税)には、最近の学会報告が掲載されている。
第51回大会 『若者』と社会保障
第5 . . . 本文を読む
富山県で高校までをすごし
石川県に仕事で2回(県庁と大学)
雪の多い「裏日本」が私の67年の原点です。
一番長くひとところに住んだのは
文京区小石川(通算20年ぐらいか)。
鹿児島にくるまえも小石川でした。
写真は、
東大理学部植物園のホームページから。
いまは藤が満開だと。
小石川にいるときは
歩いて数分にこの植物園があり、
「終身会員」(3万円払った)というのになって
毎週、多いときは . . . 本文を読む
兼六園
は、日本3名園の一つ。加賀前田藩の歴代藩主が手をかけてきた。
石川県金沢市へは
富山市に住んでいたから、例えば、小学校の遠足に兼六園へいっている。
若い時、出向という形で、3年余り、石川県庁に勤務した。
*公害環境部環境保全課長、企画開発部計画課長(長期計画や新規プロジェクト)、商工労働部観光物産課長(観光のほか、伝統産業の振興)など。
この時は、兼六園はまだ「有料化」されておらず、毎 . . . 本文を読む
ゴールデンウィーク企画
67年間生きてきた思い出の風景を綴ります。
10回の予定です。
第1回は
富山県の立山連峰です。
18歳まで富山県富山市にいました。
小学校、中学校、高校とこの山並みを見ながら通ったのです。
写真は、富山市のホームページから。
ちょうど鹿児島の人が桜島に抱くように懐かしさの原点です。
大学は上京したのですが
その頃、親も関東に越したので
大人になってからは、長い間、 . . . 本文を読む