【3度目の正直】
今日のこの記事で、2月22日に最初の記事を書いてからちょうど500件目です。
2006年6月に初めてブログを始め、1ヶ月ほどでやめました。あまりにコメントがなかったからです。
2006年9月、デジカメを買ってから始めたブログはある程度続きましたが、やはり3ヶ月ほどでやめました。
2007年2月からは、ごく限られた対象を書くことで相手を意識しなければいい、という方針で、英語によるH . . . 本文を読む
【経過】
細川瑞子『知的障害者の成年後見の原理』(信山社、2007)
を読んでいます。
今日は、その第4回。
前回までに、「プロローグ」まで進みました。
今日は、「第1章 成年後見制度の成立」(p13-p32)です。
以下の、4項から構成されます。
1 社会福祉構造改革と契約による福祉
2 成年後見制度の成立
3 現状と課題
4 制度上の問題点
この本の特色は、上記のうち4 にあります。
【成 . . . 本文を読む
【第11章】
京極高宣『社会保障と日本経済』を
読んでいます。
第11章 社会保障の産業連関効果
(p223-p269)では、社会保障によって動くお金は
回りまわって他の産業分野にも影響する
ということを実証的に明らかにすることがねらいです。
【構成】
第1節 社会保障と産業連関分析(「産業連関分析」の説明)
第2節 社会保障の産業連関効果(2000年産業連関表)→この章の中心部分
第3節 社会 . . . 本文を読む
10月末から読んでいた
『カラマーゾフの兄弟』
文庫本で5冊、読み終えました。
12/17のブログで第2巻を読んだことを書きました。
正直言って、まだ退屈という感じもしました。
第3巻になってテンポが速くなり
第4巻はあっというまでした。
光文社の新訳で
・・これまでに日本語訳は8回されているとか。
今度の(といってもほかの訳は知らないわけですが)
亀山訳は躍動感ある会話が読ませます。
もともと . . . 本文を読む
【年内に読了】
Alan Greenspan の
本を終わりまで読みました。
本文505ページ。
購入してから約2ヶ月で読めたことになる。
後半で「音読」から黙読に、また、知らない単語もいちいち辞書引かない
という方法に代えてからピッチが上がった。
『週刊東洋経済』の年末年始特集号で
2007年の経済書100選というのを投票で選んでいる。
邦訳『波乱の時代』上・下が堂々3位になっている。
(邦訳 . . . 本文を読む
【経過】
二木立先生(日本福祉大学教授・大学院委員長)の新著
『医療改革』(勁草書房)を読んでいます。
11/21 11/23 12/02 12/07
の4回は、第1章を素材に、先生の基本スタンスを紹介しました。
前回(12/16)は、第2章「後期小泉政権の医療改革」にはいり、
その第1節「混合診療解禁論争とその帰結」を読みました。
今日、第6回は
第2節・第3節・第4節をまとめて概観・・・と . . . 本文を読む
【経過】
ハーバード大学のマンキュー教授のブログを
BOOKMARKして、時折、その概要を紹介するという企画です。
先生の書いた教科書は
日本の本屋さんに翻訳されて販売されています。
アメリカの社会保障と日本の社会保障は
相違点も多いのですが
・最近、日本の経済界が社会保障に関して発言している
・日本経済はアメリカ経済と密接な関係にある
という論拠で、アプローチしているわけです。
カテゴリの . . . 本文を読む
【論点その2】
『日本の論点2008』の各項目を読んでいます。
第1回は、介護保険の2005年改正の評価でした。
その第2回は、年金財政です。
『日本の論点』は、
「論点ー61」として、「年金は、保険料方式か税方式か」
をあげ、
・西沢和彦(日本総合研究所主任研究員)によって「保険料方式は不幸のもとー
所得配分機能のある消費税を財源に」
・盛山和夫(東京大学大学院教授)によって「負担あってこその . . . 本文を読む
年末、大きな本屋さんの新書コーナーを立ち読み。
橋本 治『日本の行く道』
(集英社新書 0423C、2007.12.19 1刷)
が目にとまる。
独特の文明論を書く人だ。
昔、『双調平家物語』のシリーズの一部を読んだことがある。
(1948年、東京生まれ。東大国文学科卒、
1977年『桃尻娘』で、講談社小説現代新人賞佳作受賞
以降、幾つかの賞を受賞)
前例にとらわれない
思考実験と思って読ん . . . 本文を読む
【経緯】
介護保険法は、「介護の社会化」を狙いに2000年度から施行された。
検討が不十分という意味の「時期尚早論」もあったが、当時の政治状況を
考えると、よく成立したと思います。
(成立の経過から、この法律については、民主党もよく理解し、支持していると思う)
問題は、
2005年に改正(2006年4月から施行。一部は、2005年10月施行)された内容であり、
今、全国の現場では、「介護の社会化 . . . 本文を読む